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日々観た映画についての記録と備忘録
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彼とわたしの漂流日記/김씨 표류기 Castaway On The Moon 2009韓国

彼とわたしの漂流日記/김씨 표류기 Castaway On The Moon 2009韓国
チョン・ジェヨン 
チョン・リョウォン
パク・ヨンソ 
監督・脚本:イ・ヘジュン

 
『殺人の告白』でチェ班長を演じたチョン・ジェヨンさんのハートウォーミングなラブストーリー。
と言ってもヒロインと主人公が出会うのはなんとラスト5分程度と言う、ラブストーリーのセオリーを破る様な内容なんだけど、
でもそこがいいんですよね。一人の人間としてどう現実と立ち向かうのか、そこが大切なんだなと思わされる。
ラブストーリーと最初に書いちゃいましたけど、そもそも恋愛とカテゴライズしてしまうのはちょっと違うかもしれない。
生き辛い現実社会の中で、半分死にかけてしまった人たちの歓びを繊細に掬い取った作品だと思います。
もの凄く盛り上がるとかそう言う内容ではありませんが、観ていていい気分になる映画ではあります。

映像は光を取り入れたり、サルビアの赤さが綺麗なんですけど、なにせ孤島の男と引き蘢りの女の話なので、爪が伸び切って黒くなってるとか、すり切れて一度も洗ってなさそうなコンバースとかちゃんと汚い部分も表現しててそういう気が使われてる所が映画全体のトーンと合ってます 。
そういう細かいディティールの積み重ねやきちっと計算された小道具が、観てる側の記憶や情感を喚起させると思います。

チェ班長ことジェヨンさんは「トンマッコルヘようこそ」に引き続きまたも野原で脱糞シーンがあってビックリした。
しかもまたもお尻出してるし。
映画後半はほぼパンツ一丁で気持ち良さそうに演じてます。
最近俳優たちのシックスパックに割れて鍛えられた身体ばかり見てたので、ゆるっとした自然な脂の乗った身体がなんだか作品同様ほっこりさせます。


自分の身体ペロペロ舐めて「俺、美味しい!」とか叫んでるし。
畑仕事でかいた汗を拾って来た目薬ケースにいれて、料理に塩がわりに入れたりと、傍目から見たら狂人(笑)
写真や映画によってはカッコいい人だと思うんですが、そんなの関係なく何でもやりますね。
あ、ジャージャー麺が『殺人の告白』同様にスゴく印象的に使われてて、ジャージャー麺って韓国特有の料理なんだ、と実感します。
辛く無ければ食べてみたいですね (ジャージャー麺は甘しょっぱいらしいです)


ヒロインの女性、引き蘢り役だからボサボサ頭で生白い顔面だけど、きっと綺麗な子なんだろうなーと想像できる人でした。
演技とかも自然な感じで、笑った顔がぎこちなくちょっと不気味な感じとか良かったです。

ほぼこの二人だけが出ずっぱりなんですが、ジャージャー麺を配達する青年が二人の間で右往左往させられて笑えます。
「あんたたち、切ないな…」って台詞が可笑しくもほろ苦い。
 
| 映画*K | 21:29 | comments(0) | - |
ドラッグ・ウォー/毒戦 Drug War 中国+香港2013
ドラッグ・ウォー/毒戦 Drug War 中国+香港2013
古天樂/ルイス・クー
孫紅雷/スン・ホンレイ
黃奕/ホァン・イー
鍾漢良/ウォレス・チョン
甘婷婷
高雲翔
李光潔/リー・グアンジエ
方力申/アレックス・フォン
王寶強/ワン・バオチャン
尤勇/ヨウ・ヨン
盧海鵬/ロー・ホイパン
林雪/ラム・シュー
林家棟/ラム・カートン
葉璇/ミシェル・イェ
張兆輝/チョン・シウファイ
姜皓文/パトリック・キョン
脚本:韋家輝/ワイカー・ファイ、游乃海 · 陳偉斌
動作設計.:易天雄
監督:杜琪峰/ジョニー・トー

 
第8回アジアン映画祭にて鑑賞。(公開時タイトル『毒戦 Drug War』)
※その後、2014年に『ドラッグ・ウォー/毒戦』タイトルで劇場公開され、再観。
感想は初回のアジアン映画祭で観た時の感想です。
 
オープニングではジョニー・トー監督の挨拶付きとなりましたが、私は違う回に観ました。
インタビュー記事はこちらから
今回初の中国オールロケ、初の中国公安を主役にした映画と言う事で、上記記載のインタビューではかなり検閲を受けたと監督は応えてます。
なので本来の内容とはだいぶ変わってしまったと言う監督の言葉に、では本来はどんな話だったのかしらと、そっちに興味が行ってしまうのは当然と言うか・・・内容を国がチェックすると言う部分に関しては何だかなぁ、と言う気持ちになります。
そういう検閲の部分があったからなのか、私にはやたら「麻薬怖い。ダメ絶対。人間やめますか?」的な啓蒙的な部分を感じてしまったり、無理矢理つなぎあわせた様な違和感もありました。
無理矢理繋ぎ合わせたと感じる部分に関しては、香港映画自体が強引で大雑把だから検問とはまた違うかもしれませんが(笑)
でも映画前半と後半、微妙に雰囲気は違う感じはしました。
それはロケーションが全編大陸だからかもしれませんが、いつもの香港撮影での湿気を含んだ感じの、熱そうな気候は皆無。
天津の寒々しい灰色の空と土地、くすんだ色味やら乾燥してそうな空気が映し出されるオープニングから大陸で撮ったんだなぁと言う感慨はあります。
ただ厳しい検閲を受けても尚、ジョニー・トー監督らしさと言うのは失われてはおらず、「麻薬」「殺人」とダークな部分を描きながらも、あの独特のユーモアは健在であり、意外とシュールで笑えるシーンが多いです。
特にラストシーンはそうなりますか・・・と。
基本的にスン・ホンレイ(中国出身)率いる中国公安の描かれ方はかなり口出しされたと思います。
彼らが犯罪者集団に負けるなんて許されない事だと思うし、怪しい人物も出しちゃいけないと言う部分であのラストシーンは「中国公安は仕事に忠実で立派な公僕」と言う意味で意趣返しっぽくも感じます。
そして香港側の主役、ルイス・ク―(香港出身)はクスリの製造と密売をしていて、とことんしょうもない役。
これも公安から「クスリの売人なんだから、もっと悪人に描いてくれ」と要請されたのかな、と思うのは穿ち過ぎかもしれませんが・・・しかしただの悪人ではなく、しょーもない感じの悪人であり、ラストに向けてそのしょーもなさが炸裂してもはやブラックジョークの様になっていくのは面白いです。
(本当はあのラストシーン、いれなくてもいいと思うけど、公安から入れなさいと言われたっぽい様な・・・それをルイス・ク―にあの台詞を言わせる事でブラックな笑いを出してますけど)
ルイス・ク―とスン・ホンレイのインタビュー(?)で役柄についてこんな発言もあったので、それはそれで見てみたい、と思いました。
映画前半の雰囲気だと、こういう展開になりそうな伏線も感じましたし。
どちらが悪人か善人かは秘密のまま。
ルイスは「僕は違法薬物の売人を演じますが、もしかすると正義のスパイかもしれない」、ホンレイは「僕は警官役ですが、スパイの可能性だってある」と思わせぶりな発言を残し、ニヤリと笑い合ったという。
大阪アジアン映画祭では意外な事に中国本土よりも早く観れるみたいですが、この映画が本土でどう評価されるのか、また他の人の感想も知りたいな、と思わせる映画です。
この映画も私にとっては「奪命金」みたいに、複数回観て面白いと感じる映画になるのかは・・・劇場で一般公開されたら確認したいと思います。
なので劇場公開を期待します。(念)
!以下、結末について触れております!
続きを読む >>
| 映画*T | 16:48 | comments(0) | - |
きっと、うまくいく/3 Idiots 2009インド

きっと、うまくいく/3 Idiots 2009インド
アーミル・カーン
カリーナ・カプール
アルン・バリ
ムクンド・バット
チェイタリ・ボズ
監督: ラージクマール・ヒラニ

内容は勿論、キャッチーな歌と斬新な踊り(男子学生集団でシャワールームで踊ってたり)楽しかった〜!
ちょっと主人公はやりすぎーって所とか、学長が色々やられてて笑っちゃうけど可哀想に…(笑)
笑いあり、家族愛や友情に泣かされ、初々しい恋とか盛りだくさん。
(でもちょっと盛りだくさんすぎて、その割にはトンチキでもなんでもなく整理されすぎてて後々印象に残らなかったり、
わたしは。)


カリーナ・カプールは医者の卵役なので?メガネ女子。
アクが強くて濃ぃコメディエンヌ演技が可愛い。
主役のアーミル・カーンはイライジャ・ウッド(脱ぐと意外とマッチョ)に似てるな〜と。
と言うか大学生役なのにすでに40代なんですよね・・・(笑)

みなさん、撫で肩なんだけど脱ぐと意外と胸板がしっかりあるんですよね…
設定的にはガリ勉理系大学生なのに。

この曲、耳から離れない。
Shaan, Sonu Nigam, Swanand Kirkire - Aal Izz Well 
http://youtu.be/S-LltgOtFSg

ボリウッド映画はランタイムが長いせいか色んな要素テンコ盛りなんだけど、
サントラだけ聴いてると「こういう映画だったのね」と改めて内容を理解します。
ボリウッド映画にとって音楽、重要なんでしょうね。

そう言えば「きっと、うまくいく」の学長役のおじさんは「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦 」の
あの人だったと知ってビックリ。別人みたい。
ボリウッド俳優は体型から人相まで変えて芸達者な人が多いなぁ。

ボリウッド映画は『恋する輪廻〜オーム・シャンティ・オーム〜』が初めてだから
今までがどうなのかはわからないけど、劇中に入る歌と踊りは彼らの恋情の高まりやら
関係が深まる部分の表現だったり、それが悲しいとか嬉しいとかの心情表現なのであまり違和感ないです。
自然に歌と踊りに繋がってるし、心象表現として好きだな。


 
| 映画*K | 22:26 | comments(0) | - |
2013年映画Best10
☆。*. 。2013年映画Best10 。.*。☆


1:恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム
感想


2:名探偵ゴッド・アイ


3:横道世之介
感想


4:殺人の告白
感想


5:ホーリー・モーターズ
感想


6:マイ・マザー


7:グランド・マスター
感想


8:ローン・レンジャー


9:孤独な天使たち
感想


10:君と歩く世界
感想


【まとめ】
自分でも予想外なベスト10なんだけど、考えた結果こうなりました。
ジャンルやお国は違えど、なんとなく一つの共通点がある様な…

今年はボリウッド映画に始めて触れて、そのテンションの高さや楽しさを知り、
『チェイサー』を観てから避けて来た韓国映画の面白さと熱量に触れて
まだ暫く韓国映画を観て行きたいと思います。

韓国映画の魅力に気づけたのは『殺人の告白』の不謹慎スレスレな過剰なサービス精神と
ごちゃ混ぜ感のテンション。
かと思えば『3人のアンヌ』の様なラフでおかしみのある恋愛物があったりと
この二本を続けて観れたからでしょうね。
そして主役から脇役まで魅力的は役者の層の厚さは重要!

ファスビンダー、ロメール、ベルイマン、大島渚などの過去の名作・リバイバルも観れてよかったな。
見逃してしまったのも多いんだけど。

ビスコンティの『山猫 完全版』も観れたんだった。
ビスコンティ映画は観てるだけで贅沢な気分になれる(胸が痛くなる様な内容だけど)
映画が総合芸術だと言われていたのに相応しい映画だと実感します。
そう言う映画をスクリーンで観れる喜び。

『ザ・マスター』は劇中3回寝て、『ジャッキー・コーガン』に至っては20分しか起きてなかったんで判定不能。
寝た映画=ツマラナイ映画はイコールではないと思います。
単に私のコンディションが良くなかった。


◆2013年鑑賞集計
・新作 88本
・リバイバル上映 15本
・映画祭 6本
・DVD 55本     
合計 164本
DVDのほとんどが韓国映画。つまり今年は自分の中でそんな潮流。
ベストで韓国映画少なかったけど、旧作に心惹かれたのが多かったです。

悩みつつ欄外になったのは『わたしはロランス』『ビザンチウム』『ペーパーボーイ -真夏の引力』
『ベルリンファイル』あたり。
『恋するリベラーチェ』『眠れる美女』『危険なプロット』『クロワッサンで朝食を』『東ベルリンから来た女』
『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』『奪命金』『偽りなき者』『3人のアンヌ』もとても良かった。
『毒戦 ドラッグ・ウォー』は映画祭で観たし、来年一般公開なんで来年また見返します(結構忘れてるし

映画祭で観て是非ソフトリリースして欲しいのは、中国インディペンデント映画祭で観た撮影の素晴らしさと
静かな拳と冷静さが印象的だった『卵と石/雞蛋和石頭 EGG AND STONE』とスウェーデン映画祭で観た
最高にハッピーでかわいいラブコメディ「四年間/Fyra år till」。
この2つの映画祭は流している映画もどれも面白そうで(と言いつつ私は余り観れなかったんですが)
スタッフの方々の熱心さもとても伝わって来て来年はもっと観れる様にしたいです。


旧作DVDで気に入った作品は『公共の敵』『生き残るための3つの取引』『殺人の追憶』『JSA』『ワンドゥギ』
『山中傳奇』・・・韓国映画が多いですね(山中〜は香港映画)
 
| 年度毎Best | 19:56 | comments(0) | - |