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森村泰昌: なにものかへのレクイエム−戦場の頂上の旗−
 森村泰昌: なにものかへのレクイエム−戦場の頂上の旗−

恵比寿/東京都写真美術館




行ってきました。

えーと、私はこの人は名前とかぺらっとした写真でしかしらなくてあんまよく知らなかったんだけど・・・有名な女優やらポップアイコンに扮する彼には興味があったんで、今回「月に囚われた男」を見た後に近かったのでぶらり、と見てみました。


今回の写真展はいつも「女性」に扮する事の多かった氏が歴史上に名を馳せた男性たちに扮する、と言う企画。

三島由起夫、ヒットラー、昭和天皇にマッカーサー、チェゲバラ、ゴッホ、アンディー・ウォーホール、毛沢東・・・・とにかく沢山の男性に扮してます。


そういう感じなので、「元ネタ」や歴史の知識がないと結構辛いかもしれません。

ゲバラや毛沢東あたりのポートレートなら有名だけど、知らないシーンもあたりしてそれのどのへんを再現してるのかわからなかったので。

それがわかってるとさらに面白く見れるかと思います。


展示の仕方は2階と3階に別れているのですが、総てを通してみる事で氏が何をやりたいのか明確に見えてきます。

今までは女性が多かったのですが、時の権力者や偉人である男性に扮する事により、20世紀、21世紀に生きる男の姿が透けてくる。


女性から男性に扮する事。

男性が女性に扮すると言うのは非常にエキサイティングで面白い事だと思う。

だけど男性が男性に扮するのは特に何か捻りがないと面白くならない。

それが一体どういう事なのかと失礼ながら思っていたのだが、何故、今、この時代に男性に扮したのか、分かった気がした。

特にラストの展示となった約20分ほどの映像は女性(Mモンロー)から一介の男性兵士に扮する非常に興味深く面白い映像作品だった。

男と言う性の為に、血まみれの闘争に身を投じて行く姿がはっきりと見えるのは、氏が今まで何度も女性に扮してきたから活きてきた事だと思う。




森村泰昌芸術研究所

http://www.morimura-ya.com/


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