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Ninth

日々観た映画についての記録と備忘録
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フランソワ・オゾン新作「ANGEL」

フランソワ・オゾン公式サイトにトレイラー&フォトなどが上がっております。
今回驚かされたのは、なんと全編英語作品で原作本付き、そして極め付けが文芸作品(多分)である事!
またもオゾン監督の新たな部分が見れそうで楽しみです。
フランス公開は3月から!


オゾン公式サイト






◆Title:ANGEL
◆2007年仏・ベルギー・英
◆Cast:ロモーラ・ガライ/ルーシー・ラッセル/シャーロット・ランプリング、サム・ニール
◆原作:Elizabeth Taylor(女優のリズとは別人)
◆2007年ベルリン映画祭クロージング作品


ヒロインらしき女優のドレスも可愛いし、この女優さん可愛いなぁ・・・・
知らないけど・・・・
シャーロットはまたまた登場でファンとして嬉しい。

| 映画(情報メモ) | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
マリー・アントワネット*アメリカ+日本+フランス06

◆Cast*
キルスティン・ダンスト/ジェイソン・シュワルツマン/リップ・トーン/ジュディ・デイヴィス/アーシア・アルジェント/マリアンヌ・フェイスフル/ローズ・バーン/シャーリー・ヘンダーソン/ジェイミー・ドーナン/スティーブ・クーガン/クレメンティーヌ・ポアダッツ/ダニー・ヒューストン/マチュー・アマルリック
◆Director*ソフィア・コッポラ
◆原作*アントニア・フレイザー「マリー・アントワネット」

◆Story*
世界中で有名なフランス王朝ルイ16世の妃、マリー・アントワネット。
オースリアの女帝マリア・テレジアの末娘として生を受け、14歳で政略結婚でフランスへと嫁いだアントワーヌ。相手のルイは15歳だった。





オープニングしょっぱなからニューウェイブパンクロックが鳴り響き、この映画が普通の歴史映画では無い事を示しています。
そしてタイトルロールはセックスピストルズのアルバムロゴをパロったような(と言うかまんま)マゼンダ100%のけばけばしい帯で「MARIE ANTOINETTE」。
まぁつまりそんな映画なんだな、って事を教えてくれる。
これからソフィア・コッポラ流マリー・アントワネットの始まりだよ、覚悟はいいかい?みたいな。どんなんが出てくるのか私はドキドキ。

色んな感想で見かける通り、衣装、小道具、お菓子、子供や動物たちがやたらめったら可愛くて美しい。ここまで映画で自分の好きなようにできたのは前作の成功のお陰かな。

かなりソフィアのパーソナルな映画だと思う。「マリー・アントワネット」を扱ってるにも関わらずもソフィアの青春時代を彷佛とさせられ、そしてまた仮面舞踏会のあたりは自分の過去を思い出した。朝まで踊って酔っぱらってみんなで朝焼けとともに寝に帰る。
ありきたりでどうってことのない思い出だけどあの時の「若さ」や瑞々しくただ純粋に楽しいと感じられた感性はもう戻ってこない。
そんなありきたりな青春をソフィアも過ごしたのかな。

「ロストイン〜」でも異国人の孤独を描いた映画だったけど、「マリー・アントワネット」もオーストリアの異国から嫁いできた少女の話。
孤独どころか陰口や観察の対象にされてもっと過酷な境遇である。
ソフィア自身一族は有名人だらけだし、やっぱり回りからそんな目でみられたと思う。マリーはソフィア自身の姿に見える。

プログラムを読んでて、アーシア・アルジェント演じるデュ・バリー夫人の登場の意味が「娼婦の出で、愛人だけどルイ15世に愛されててマリーを羨ましがらせる」意味だったのかと知る。
私はもっと穿った見方してて、デュ・バリー夫人演じるアーシアもソフィアと同様に、有名な監督の娘で自身も女優、監督とマルチに能力を発揮してる故にキャスティングしたのかと思ってた。
マリーは異国人故に孤独で周囲に軽蔑され、デュ・バリー夫人は出自が卑しい為に見下される。見た目も生まれも対照的なようで同じ境遇な二人。
そんな一方をアーシア・アルジェントが演じて、もう一方がソフィアの代弁者、キルスティンが演じているんだから穿ってしまう(笑)

「マリー・アントワネット」はマカロンカラーと80年代ニューウェーブロックに彩られた色彩豊かなポップな映像である。
キルスティンの陶磁器のような白い肌、柔らかなブロンドが画面に絶えず映されているせいか軽やかに見える。
だけどキルスティンの青い目は孤独で寂しそうに見える。
ラストシーン近くのオペラで、一斉に白い目で貴族たちから見られる彼女の顔の絶望感がゾッとする程忘れられない。
なんて表情なんだろう。


ルイ16世は別にマリーに対して無関心ではないと思う。
よく感想で無関心って書かれているのですが、私が見た限りこーゆー男子って結構沢山いると思うのですが・・・
始めてマリーに会った時点でルイは明らかにマリーに対して好意を持ってるしドキドキしたと思う。けどどう扱っていいのかわからなくて、あんな態度になってしまう。
昔の男性というよりは、かなり現代的男子像だと思う。
| 映画*M | 18:58 | comments(0) | trackbacks(2) |
ラッキーナンバー7 *06アメリカ

◆Cast*
ジョシュ・ハートネット/ブルース・ウィリス/ルーシー・リュー/モーガン・フリーマン/ベン・キングズレー/スタンリー・トゥッチ/ピーター・アウターヴィレッジ/ダニー・アイエロ
◆Director*ポール・マクギガン

◆Story*
失業し、恋人の浮気現場を目撃し、ニューヨークへ来たら強盗に鼻をへし折られる不運な主人公、スレイヴン。友人のアパートへ行けば本人はいなくて何故か2組のマフィアの抗争に巻き込まれ殺人を持ちかけらられてしまうとことんついてない男、スレイヴン。スレイヴンの運命やいかに。




海外サイトでの評価が割と良かったのですが、どうなのかな?と思い鑑賞。
途中のシーンからいきなりテンポが遅くなったりしたのですが、なかなか楽しめるクライムムービーでした。
余り情報を仕入れないで観た方が楽しめると思います。

なんか色々とオシャレです。
インテリアとか室内のモダンで派手な壁紙、ボス(モーガン・フリーマン)とラビ(ベン・キングズレー)の各ボスの部屋とか(特にモーガン・フリーマンの部屋にある螺旋階段は後半シーンで大いに活かされてる)
対立しているボス同士が向かい合わせの高層ビルに拠点を構えているアイデアやそのシーンを表している映像がいいです。
ジョシュの海外雑誌のインタビューでこの対立しているボス同士が向かい合わせでいるのは黒澤映画の何かから取った、みたいなのを読んだんですが、何だったんだろう。黒澤映画では河を挟んで向かい合わせだったらしい。

話題それました。
あとジョシュやルーシー・リューが着てる服がとても可愛いんだ。
柄シャツにアーガイル柄ベストを着てもおかしくない所が凄い。
普通ならあつくるしいと思うけど。
ルーシーは40に近いとは思えないんですが、、、、
ジョシュとのラブシーンはロマンティックでキュートで凄くお似合い。
年齢差が10才以上あるのに全然そんな風に見えない。

二人が親密になる切っ掛けの一つに「007談義」があるのですが、これは中々面白い。
軽い会話なんだけど、二人の距離がグッと近付くのがよくわかる。
なんかうまいなぁと思ってしまう。
007はダニエル・クレイグ版しか見て無いのですが、そんなにティモシー・ダルトン版はいいんだろうか。結構映画好きな方の感想を見ていると、ティモシー・ダルトンが一番良かった、って意見が多いので。
そしてアメリカ人なジョシュに(ルーシーも)「イギリス最高!」と叫ばせる監督が笑えます(監督はイギリス人)

こんな感じで007、ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」など映画好きには堪らない会話やシーンが溢れています。コロンボも出てきたな。
作り手の映画スキーっぷりが微笑ましく楽しい。
脚本が結構練られていると思います。


キャストがまた豪華です。
主役のジョシュはやっと彼の持ち味を活かせる役につけたと私は思いました。
今までどうも彼が演じなくてもいいようなどうでもいい役柄が多かったのですが、「O オー」の陰湿な部分と「パラサイト」での飄々としたユーモラスな部分が上手くミックスされスレイヴン役は最高です(ファンの欲目/笑)
こんなジョシュを私は待っていたんだ(笑)

ブルース・ウィリスのうさん臭さも最高です(笑)
今回、「ジャッカス」で見せたカツラ姿(チョイロン毛風味)も御披露してまた笑いそうに(失礼、でもこの人はカツラつけなくても存在が笑える)

あまりネタ晴れした感想は書きたく無いのですが、両ボスの対決(?)シーンは名場面です。あの位置で会話をするモーガン・フリーマンとベン・キングズレーにギャングボスの悲哀と年月を感じました。


■色んなバージョンのポスター&広告(一部)


上段左から1、2番目は日本で見かけたバージョン。
個人的には赤いやつが一番好きかな。
| 映画*R | 20:51 | comments(0) | trackbacks(3) |
ルール・オブ・デス/カジノの死角*97イギリス+ドイツ

Cast*
クライヴ・オーウェン/ジーナ・マッキー/アレックス・キングストン/アレクサンダー・モートン/ケイト・ハーディ/ポール・レイノルズ/ニコラス・ボール
Director*マイク・ホッジス



Story*
ジャック・マンフレッドは小説家を志しているが、一向にはかどらない。
堅実な恋人のマリオンはそんな彼に焦らないでと優しくなだめる。
ジャックは父親の勧めで以前南アフリカにいた時、カジノのディーラーをしていた経験を元にロンドンのクラブ、ゴールデンライオンへ面接に行き職を得る。
そんな恋人の知られざる面を見てマリオンは不快感を示す。
ジャックは南アフリカにいた時からディーラーとしての腕は一流だったが、どこかでそれを拒否していた。しかしゴールデンライオンで働いている内に深みへと嵌っていく。
そんな中、美しく妖しげな女ギャンブラーヤンニと知り合う。
そしてヤンニから予想通り、危険な計画を持ちかけられるのだが・・・・




非常にイギリスらしい映画。
97年作品ですが、2000年にアメリカで公開されて2000年度ベストムービーに選ばれてます。アメリカでもこーゆー曖昧で不思議な映画見るんだ。
へぇ〜〜〜〜(アメリカ人に対して片寄ったイメージありあり/笑)

ストーリー自体は全く異なりますが、雰囲気が「リード・マイ・リップス」的なノワール感を感じさせます。
映画は最初から最期までクライブ演じるジャックの3人称のモノローグで語られます。
最初それが誰の声なのか分からなかったのですが(3人称だし、クライブの声が若くて今と違うので)これはジャックが小説家を志している事と上手く重なります。
客のギャンブラー達を軽蔑するように冷徹な目で観察するディーラーのジャック。
それは恋人のマリオンに対しても同様です。
何もかもを冷静に見つめているジャック。
そしてそんなジャックを一定の距離を持ってみせられる観客。

映画では鏡が印象的に使われています。まるでリタ・ヘイワースの「上海から来た女」のように鏡張りのゴールデンライオンの階段を降りてくるヤンニ。
客からは見えない位置で殴られるジャックを映す店内の鏡。
客たちのいかさまを見つける為に設置された防犯カメラ。
「見る」事を意識させられます。
常に他人を観察しているジャック。
なんだか奇妙な男で、「我」ってものを感じさせない。
どう考えても相性の合わなさそうなマリオンが恋人。
ジャックは「自分の事どう思ってる?」と聞くマリオンに「君は良心だ」と答えるけど(マリオンは「じゃああなたには良心がないの?」と逆に詰め寄られる)多分その通りなんだと思う。だからマリオンがいなくなれば簡単に抵抗を感じていた(ように私には見えた。この抵抗感って父親に対する反面教師っぽい)元の世界に戻ってしまう。
でも本人はその事に対して後悔もなさそう。
ただ空気のようにさすらう男。
最期にマリオンを見た時の涙って何だったんだろうと思う。
こんな人も泣くんだなぁととても不思議だった。
家出した母親の面影をマリオンに求めてたのかな。





犯罪映画ではあるけれど実はその「計画」自体は映画では詳しく描かれてない。
ただ浮き草のようにロンドンで漂っている男の姿なのに犯罪映画っぽい雰囲気がある。
なのにこんなにダーティーなドキドキ感があって面白い。
人間の心理程ミステリアス。


実際の計画自体は私は意味がわからなかった。
マリオンのせいで計画が失敗したのに何故ジャックは金を取り上げられる事なくのうのうと生きてるのか不思議。まぁある意味「報復」は受けるけど。
そして何故かヤンニの再婚。
これは一体どういう事なんだろう。
ちょっと気味悪かったけど。そういやジャックはヤンニと寝て無いんだよね。
暗示的だなぁ。



クライヴ・オーウェンがこの奇妙な男を好演。
10年前の作品だけに声も顔もお肌も若い!(笑)
しかも金髪にサスペンダー、帽子姿とイギリス男らしい格好も観れます(笑)
意外と似合ってた所がやっぱりイギリス人ですね。
オープニングのシーンもこれまた秀逸。
オールバックに撫で付けられた後頭部のショットからカメラは流れるように、クライヴの表情を(うなじがまた綺麗で/笑)少しスローっぽい流れで奇妙な表情をしたジャックが笑うんだけどこの笑みがまた奇妙で。
とにかく奇妙な男役がハマリすぎ(笑)
クライヴファンはもちろんだけど、ノワール好きな人にも大いにお勧めな映画です。
ちなみにこの映画、DVDはナシ、ビデオで見たのですが発売はもうしてないようです。

| 映画*R | 22:40 | comments(2) | trackbacks(0) |
今後観れるかもしれないマチュー・アマルリックの出演映画
IMDbで調べてみました。
まぁフランス映画だし、チョイ役も多いので日本で見れる可能性は謎です。
またポストプロダクション映画に関しては悪魔で予定は未定状態なので(IMDbだし)どうなるのかと言った所。
IMDb/マチュー・アマルリック


ポストプロダクションも含めるとかなり多いので、個人的に気になった映画のみ取り上げます。


■Scaphandre et le papillon, Le(2008*フランス+アメリカ)ポストプロダクション

以前ジョニー・デップがキャスティングされていた、フランス「エル」誌の編集長ジャン=ドミニク・ボービーの原作「潜水服は蝶の夢を見る」を「夜になるまえに」のジュリアン・シュナーベルが映画化。
内容はと言うと、ジャン=ドミニク・ボービー氏(享年44歳)は脳出血で全身附随で寝たきりだったようですが、唯一動かせる左目の瞼を使って書いた本だそうです。
この話を聞いた時、ジャン=ジャック・ベネックスが映画化しなかったっけ、と思ったのですが、ベネックス版は著者が執筆してる時のドキュメンタリーでした。
「ASSIGNE A RESIDENCE (LOCKED IN SYNDROME)」(1997)

共演はロマン・ポランスキーの公私のパートナー、エマニュエル・セイナー(「赤い航路」「オディールの夏」「フランティック」)」
「ミュンヘン」で共演済のマリー=ジョゼ・クローズ(「みなさんさようなら」「アララトの聖母」「テイキング・ライブス」)
「007/カジノ・ロワイヤル」「マンダレイ」「マイアミ・バイス」「Stay」など出演のアフリカ系俳優Isaach De Bankol
あとマックス・フォン・シドーもキャスティングされてました。

■Un secret(2007*フランス)ポストプロダクション
監督がシャルロット・ゲンズブール主演の「なまいきシャルロット」「小さな泥棒」イザベル・アジャーニ主演の「死への逃避行」などのクロード・ミレール。
リュディヴィーヌ・サニエが出てますが、キャスト表で5番目だったので多分小さな役でしょう。

■Actrice(2007*フランス)ポストプロダクション
監督は「ミュンヘン」でマチューの妻役(らしき女性)を演じたヴァレリア・ブルーニ=テデスキで自身も出演(「愛する者よ、列車に乗れ」「ぼくを葬る」「ふたりの5つの分かれ路」)
監督1作目は「ラクダと針の穴」。
俳優兼監督と言う点でマチューとも共通点が多いだけに(二人とも役者とての評価も高い点も一緒)興味深い映画。
また出演役者が凄い豪華!
お久しぶり!なジャン=ユーグ・アングラード(「王妃マルゴ」「ベティ・ブルー」「テイキング・ライブス」)
オゾン短編映画で共演済みのルイ・ガレル。
国際的に活躍しているバレリア・ゴリノ(「ホット・ショット」「あるいは裏切りと言う名の犬」)
ベルナテッド・ラフォン(「私のように美しい娘」「唇によだれ」)、共同脚本で、映画監督のノエミ・ルヴォウスキ(女優としてマチュー主演の「キングス&クィーン」に出てる。マチューのお姉さん役の人かな?)
コメディーらしい。

■Question humaine, La(2006*フランス)撮影済み
どうやら主演。共演は「ミュンヘン」でパパ役だったミシェル・ロンズデール。
他にエディット・スコブ(「顔のない眼」ブニュエルの「銀河」)
監督はNicolas Klotzなる人で私は知りません。
なんか異様に気になる映画なんですが、絶対日本には来ないだろう。


■マリー・アントワネット(2006*フランス+アメリカ+日本)1月20日公開
御存じ、「ヴァージン・スーサイズ」「ロストイン〜」のソフィア・コッポラ監督のキルスティン・ダンスト主演作。
マチュー出演以前に映画として見たかったので(でも私、どーもソフィア・コッポラって感性的に合わないんだよねぇ。でもいつも気になる映画を作る)多分劇場に見に行きます。
マチューはと言えば台詞のない小さな役らしい。でも「え?どこ出てたっけ?」みたいに群集Aではないようです。
フランス国家の内容をさんざんハリウッド役者でやっておいて何でフランス人使うのか(しかも小さい役)かなり謎ですよ、姐さん。


日本公式サイト
公式サイト(フランス語)
| 俳優 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
マチュー・アマルリック&フランソワ・オゾン!
偶然オゾンの公式サイトを見てたらマチュー・アマルリックが出演した短編映画のインタビューやフォトが上がっておりました。

フランソワ・オゾン公式サイト(英語/フランス語)




◆『Un Lever de Rideau』(仏語タイトル) (A Curtain Raiser/英語タイトル)


出演はルイ・ガレル(右)
(映画監督フィリップ・ガレルの息子。主な出演作は「007/カジノ・ロワイヤル」でボンド・ガールぶりも新しいエバ・グリーン、アメリカ人俳優マイケル・ピット共演、ベルナルド・ベルトリッチ監督作品「ドリーマーズ」昨年公開されたイザベル・ユベール主演の「ジョルジュ・バタイユ/ママン」そして今年の1月恵比須で公開の父親フィリップ・ガレル最新作「失われた恋人たちの革命」)


もうひとりの女性出演者はVahina Giocanteと言う名前の女優
(左の男性はフランソワ・オゾン。昔はちょっとインテリ風美青年だったけど随分貫禄ついたなぁ/笑)
余り馴染みのない人ですが、写真を見ても分かるように透明感と瑞々しさを合わせ持った魅力的な女優。フランソワ・オゾンが見つける女優なのでハズレは無い筈。



30分の短編、内容は主人公(ルイ・ガレル)とマチュー演じる友人がパリジェンヌのVahina Giocanteをアパルトマンの一室で待っている・・・・という感じ。
短編なのでオゾンコレクターズBOXとかで入れてもらえるかもしれません。

オゾンとマチュー(俳優として賞取ったり沢山の映画に出演してますが本職は一応監督なので)と言う監督同士の組み合わせが非常に新鮮に感じられて興味津々。
見たい!

| 俳優 | 19:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト*06アメリカ
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション

■Cast*ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ/ビル・ナイ/ステラン・スカルスガルド、
■Director*ゴア・ヴァービンスキー


巷で話題&人気作品・・・・
な訳ですが、どうもこのシリーズは私の体内リズムに合わないみたいです。
前作も「長い!意味分かんない!!」(私の理解力が少なすぎるせいだろうか・・・)だったのですが、今作もやっぱり長い&あのタコは何なの!?&ちょっと続きかよ!!みたいな感じで終わりました。
あ、唯一よかったのは落ちぶれノリトンでしょうか(笑)
やっぱ男は堕ちてみて初めてイイ男になるのよね、と実感(趣味入りまくり)

キーラの役はかなりウザくなってて前作とキャラ違い過ぎでは・・・






| 映画*H | 21:58 | comments(2) | trackbacks(0) |
ミュンヘン*05アメリカ
ミュンヘン スペシャル・エディション

■Cast*エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/アラン・ハインズ/マチュー・カソヴィッツ/ハンス・ジシュラー/ジェフリー・ラッシュ/アイェレット・ゾラー/マチュー・アマルリック/ミシェル・ロンズデール/ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ/
/イヴァン・アタル
■Director*スティーヴン・スピルバーグ
■原作:ジョージ・ジョナス 「標的は11人 モサド暗殺チームの記録」

■Story
1972年の西ドイツミュンヘン・オリンピックで、パレスチナ側のテロリスト ブラック・セプテンバー(黒い九月)がイスラエル選手団11人を人質に、同胞の解放を呼び掛ける。だが結果は人質全員が殺され、犯人側は逃亡。
殺されたイスラエル政府は諜報部隊「モサド」のメンバー5人による暗殺チームをつくり、テロ首謀者11人の殺害報復を企てる。



スピルバーグ監督作品を見たのって一体何年ぶりだろう・・・
多分10年振り位かもしれない。
余りにもメジャーすぎて自分向きではないな、って思ってたけどこの映画、まさに「巨匠」のなせる技を感じさせます。
オープニングから複雑な物語にスッと入り込ませる手腕、70年代当時の雰囲気やヨーロッパの街並みの再現なんて素晴らしすぎて吃驚する。
もちろんヨーロッパは勿論、70年代当時のヨーロッパすら見た事ない私ですが、30年前の時代を感じさせる画の作り方はその当時の映画の「色」がある。
もちろんわざとそういう風に作ってる。
そして夜の濡れたアスファルトが美しい。
そしてそして贅沢に使われた国際色豊かなキャスティング。
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキがチョロッと出てきててびっくり。
こーゆー国際色豊かなオールキャスト映画って、2、30年前に流行った。
非常に古い例えだけど「カサンドラ・クロス」「1900年」とかその他もろもろ。
「ミュンヘン」は映画が力強かったあの時代を思い出せる。

また国際色豊かなキャスティングな訳だけど、他のキャストは知りませんがマチュー・カソヴィッツは自身も「カフェ・オレ」「憎しみ」「クリムゾン・リバー」で人種や血につての映画を監督してる位だからやっぱりそーゆー事に敏感に違いないし、彼の祖父はホロスコートを逃れたユダヤ系の人らしいのでやっぱりマチュー・カソヴィッツは己の血や人種関連について敏感に違いない。
これまたチョロッと出てきたイヴァン・アタル(シャルロット・ゲンズブールの夫で監督兼俳優)も自分が監督した作品でユーモアに混ぜて人種の事(彼はユダヤ系らしい)を取り上げていた。
スピルバーグがそこまで知っていたのかわからないけど、何かそーゆーのを知ってる上でキャスティングしてそうでこれまたやっぱりすげぇなと思うのです(勘違いかもしれないけど)
往々にして巨匠だとか天才の類いの人たちは、己のその身分に甘んじる事なくあくなき向上心と勉強熱心さとパッションを持ち、維持している。



前置き長くなったけど、映画の感想。
シリアスで重苦しい映画だけど、上記の通りちゃんとエンターティメントしているのが凄いと思う。この部分が甘いと感じる人もいると思うし私はツメが甘いな、と思った。
でもこれでツメちゃうとエンタティメントしない訳だし、多くの人たちに見てもうらならばそれは仕方ないかもしれない。
イマイチ日本人な私は、何故イスラムだとか何だとか争っているのかピンとこないのも事実ですが、そんな平和ボケしてる人間にもこの映画は分かりやすくしてくれてると思う。
アブナーと他のテロリストが同じ建物でかち合ってしまうシーンで、そのグループのリーダー(らしき男)とアブナーの会話シーンはとても納得できる。
「祖国が欲しい」「ドイツは何年かけて国を得た?」
拠り所が欲しいのは当たり前だとおもう。


アブナーたちは暗殺集団な訳だけど、随分と普通の男たちである(ダニエル・クレイグ演じる男だけは狂犬キャラっぽいが)
オイオイ大丈夫か、と思いつつ今まで色んな映画でみてきた暗殺者たちと余りに異なる(普通の人)姿に実際はこんなモンかもしれない、と思う。
最初は誰だって家族がいて恋人がいて、人殺しなんてとんでもないと思う普通の人なのに、何かの弾みでおどろおどろしい暗殺者になってしまう。
しかし人を殺せば殺す程死体は増え、親を殺された子供はひょっとしたら彼らの「敵」になるかもしれない。そしてアブナーたちは彼等の標的となり、狙う人間から狙われる人間になる。
まさに無間地獄。
主人公のアブナーが人間らしい感覚の持ち主なので、見る人間はかなり共鳴して見る事ができるだろう。


恐ろしい、と言えばアブナーが情報源として金を払うルイとそのファミリー。
ルイのパパは世界の全ての情報を知ってそうだが、誰も本当の事実は知らないだろう。
誰と誰が繋がって、どこのグループが誰と手を組んでるのか複雑に絡み合う。
情報が世界を錯綜し、見も知らない人間がある人間の情報を金で売る。
CIAは事前にミュンヘン事件を知ってたかも知れない。
なのに放置した。
いや、実際知らなかったのかもしれない。
個人の命よりも国家の利益が尊重される。

軽い手触りのする映画なんだけど、色々考えさせられる。

| 映画*M | 20:41 | comments(0) | trackbacks(2) |
マチュー・アマルリックが「ミュンヘン」に出てた(しかも重要な役で)




「キングス&クィーン」で素敵だったマチュー・アマルリックが悪役っぽい役(しかも金持ち)で沢山登場してて嬉しかった!
エッフェル塔をバックにカッコよく登場するシーンはウププと笑ってしまう。
(他の映画ではいかにもフランス映画の登場人物らしく内省的で悩めるモラトリアム青年って感じなので。雰囲気もゆるいし)


エリック・バナと並んで歩いてるシーンは小さく感じるけど(バナ巨人だし)実際も小さいのだろうか。左の写真もかなりちっこく感じるけどこれは一体いくつの頃の写真なんだろうか。
20代の頃はニキビだらけで全然モテなかった!なんて「Figaro Japon」誌(家宝)で語ってたけどまさかこの幼さで30代?・・・

「パパ」と言う言葉の端々に感じられる鬱屈した響きがまたウププですわ
(そういう映画じゃないだろう)



*************************************************
マチュー・アマルリック MATHIEU AMALRIC
1965年10月25日、フランス・ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。
父親はリベラシオン誌などで論説委員をつとめるジャーナリストで、母親は文芸評論家。
女優ジャンヌ・バリバールと結婚し2児がいる(その後離婚)

元は俳優志望でなく、監督志望であり監督業も行っている。
1984年、19歳のとき、オタール・イオセリアーニ監督の「Les favoris de la lune」で映画デビュー。ルイ・マル監督の「さよなら子供たち」ではアシスタントとして裏方をやっている。

1996年、アルノー・デプレシャン監督の「そして僕は恋をする」の主役でセザール賞の有望若手男優賞を受賞。
以降アンドレ・テシネ監督の「溺れゆく女」、オリヴィエ・アサイヤス監督の「Fin aout, debut septembre」、Jean=Claud Biette監督の「Trois ponts sur la riviere」などに出演。
2004年に再びデプレシャン監督の「キングス&クィーン」でセザール賞の主演男優賞を受賞。

監督業としては「MANGE TA SOUPE」(1997)「La stade de Wimbledon」(2002)など。



| 俳優 | 18:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
Happy New Year*2007






メモ帳代わりにこうしてweb上で言いたい事を書き連ねている訳ですが、2007年も変わらずメモ帳代わりに感想を書き連ねていこうと思ってます。
つたない感想文ですが、映画鑑賞、レンタルの足しになれば幸いです。


西部劇やら奇術師、はたまた坊主頭のチンピラに瀕死の逃亡軍人など公開作品が目白押しな兄さんに今年も期待です。

個人的には「The Prestige」が一番の楽しみです。
あのトンデモ暗黒幻想文学がどんな風に映像化されているのか、原作のラストシーンに衝撃を受けたので楽しみです。
| その他 | 17:34 | comments(2) | trackbacks(0) |