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Ninth

日々観た映画についての記録と備忘録
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2006年、映画総まとめ
2006年ももうすぐ終わりだなぁ〜〜って事で今年1年見た映画の総まとめ。
正直、年々劇場で見(れ)る映画が少なくなっているのがシネフィル(単なるオタク)としては悲しいんですが、なんとな〜く今年、2006年は劇場で見たいと思える映画が少なく思えた年でもありました。

そんな訳で数少ない劇場&DVD(ビデオ)鑑賞の中から気に行った映画を選んでみました。(各レビュー&情報はINDEXにあります)




◆ブロークバック・マウンテン*アメリカ06
人生のままならなさ、人間、男と女、親と子、、、
個人的に今年は喪失の大きさを感じた年だっただけに、この映画には共感とはまた違いますが、それに近い感想をもって非常に身近に感じた映画でした。
おそらくこの映画は今観た感想と、あと何年後かに観た感想がまた変わる映画だと思います。
正直くり返し見るには辛すぎる映画なのですが、また見たくなる映画でもあります。





◆愛に関する短いフィルム*ポーランド
キェシロフスキ監督作品は「終わりなし」「トリコロール/赤の愛」「美しき運命の傷跡」など沢山見れました。
「終わりなし」もとてもいい作品で美しかった。
「愛に関する短いフィルム」はまさに「愛」に関する映画。
寒さを感じさせるような空気感と何故か黄色く光る光のイメージがある。
そういう美しさをこの人の映画には感じさせる。




◆イノセント*イタリア+フランス
巨匠ビスコンティ監督作品が映画館のスクリーンで見れる事。
なんと素晴らしい事でしょう。
70歳台の作品で円熟って言葉もおかしいのですが、熟成された豊穣なワインのような色香と、それでいて熱く狂おしいまでの熱情を感じさせる映画。
朝靄のかかった庭園を駆けるジェニファー・オニールが忘れられない。




◆神経衰弱ぎりぎりの女たち*スペイン
今年はペド監督作品を見まくった!
まぁどれもこれもアホだったりオバカだったりシリアスだったりエロかったり(笑)色々あったけど敢えてこの作品を選出。
♪人生イロイロ、女もイッロイロ〜〜〜♪
オシャレだけど演歌です(笑)
そして何か元気になれるペド流女性賛歌





◆めざめ*スペイン+フランス+イタリア
「靴に恋して」「ライブ・フレッシュ!」でも印象的な役だったアンヘラ・モリーナ姐さんがまたも出てる映画。
なんか余り評価は高くないようですが、この監督かなり要注目です。
まだ20代後半で某シブツタでは「フランソワ・オゾンの再来?」と書かれてましたが、ちょっとペド監督風味も私は感じました。
まだ長篇1作目ですが、次がどう来るかかなり楽しみな監督。





◆エル・スール*83スペイン
これまたスペイン映画。
キェシロフスキ監督も相当映像が美しい人ですが、この映画もまた綺麗です。
本当に映像が美しい監督作品の映画と言うのは、フィルムの色(感度?)からして違うような気がする。
もちろんただ綺麗だなだけでない、深みもある訳です。





*****************************************
劇場で見た作品が少ないなぁ・・・・
しかも何かマイナー感ただよう選出・・・唯一のメジャー作品が「ブロークバック・マウンテン」。
色々見てはいるけど、こう心に残る映画ってのは歳をとるごとに少なくなる。
来年も素敵な映画に出会えるように。
| 年度毎Best | 15:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
007/カジノ・ロワイヤル*アメリカ・イギリス06



Cast*ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/マッツ・ミケルセン/ジュディ・デンチ/ジャン=カルロ・ジャンニーニ
Director*マーティン・キャンベル
原作*イアン・フレミング


007シリーズが沢山あるのは知ってるけど、見たのは今作が初。
かなり昔に「カジノ・ロワイヤル」って映画を見た事あるけど、これはかなりのアホ映画だった。音楽やファッションはオシャレだったけど覚えてるのはウディ・アレンが何故かへなちょこジェームズ・ボンド役だった事くらい。007シリーズファンはこの映画の存在を知ってるのだろうか・・・・

そんな感じで以前の007シリーズからイメージを斬新に変えたと言われてもどこがどう変わったのか分からないし、比較しようもないのですがやはり007シリーズはどんなに変えようとしても時代遅れなややレトロなアクション映画だなぁと言う感じは否めない。
だけどボンド役のダニエル・クレイグは「愛の悪魔」以来久しぶりにスクリーンで見たのですが、どうしてバッシングを受けるのか分からないくらい素敵。
男臭くてストイックで、傲慢で意固地。だけど笑顔は妙に可愛い。
ダニエル・クレイグの魅力で持ってるような気がする(ヒロインのエヴァ・グリーンやM役のジュディ・デンチも良かった)

今までのイメージを一新、とあったので私はカッコイイアクション映画を期待してたのですが(最近はクールでカッコイイ犯罪映画が多いですから)オープニングの歌とタイトルロールを見た途端微妙な気分に・・・
微妙にダサイような・・・・ってか今どきテレビドラマみたいに歌と(しかも歌詞の訳付)オープニングが付いてる映画って初めて見た。何かあのアニメーションが微妙にダサイんだよなぁ・・・
そしてこの映画、かなり突っ込み所満載で結構笑えます。これ狙ってたのかな?
カッコつけたいのか、笑わせたいのか一体どっちのスタンスなんだろうか。

まずしょっぱなのボンドの大追跡シーン。
この下っ端悪役がまーすばしっこいと言うか、オリンピック選手顔負けの逃亡するんだよね。何故か逃げるのは危ない場所ばっか。しかもクレーンの上へ上へとどんどん登るからボンドも大変。海の見えるクレーン上のカメラワークは上手いと思うけど、なんか久しぶりに80〜90年代のアクション大作映画を見た気分。
クレイグ演じるボンドはシュワちゃん演じるターミネーターに見えた。
走り方もターミネーター走り(顔、無表情)
類型例として「コラテラル」のトム・クルーズ(これも殺し屋だった)
壁ブチやぶったり(やっぱり無表情)工事で使う大型車で道路破壊して(無表情)追跡したりとどっちが悪役なんだってくらいの殺人マシーンっぷりに笑いが止まらない。
実際、壁ブチやぶったシーンでは笑ってる人もいたし。


まぁそんな感じで微妙にアクションシーンが笑えるんです。
解毒シーンも「ありえなくね?」なんてなりつつ(でも他のレビュー見てると今回のボンドはリアルで不思議な小道具も出てこないと書いてあって、一体今までのボンドはどんだけ荒唐無稽な不思議な道具を持ってたのかと恐ろしくなる)
そして最後の最後でやっぱり笑かしてくれました。
何故かドレスアップして立派な銃を持って現われるボンド。
一体どこで着替えたの?そのスーツはどこから??
これがボンド節って所なんでしょうか。
ファッショナブルなダニエル・クレイグを見るのは楽しかったけど、微妙なギャク攻撃は笑う場所なのか何なのか不思議だったな、、、

話題の(?)拷問シーンは私、女ですがアレ本当に痛そうだった。
笑っちゃったけど(笑)
またあの種の男性の悲鳴は今まで聞いた事がないだけにリアルで、役者だなぁと感心(変な所で感心するな)
しかしあの拷問は確かに効き目がありそうですね。男にとっちゃ一大事だ!

脚本がポール・ハギスでびっくり(「硫黄島からの手紙」「クラッシュ」「ミリオンダラー・ベイビー」)
007シリーズ製作側の熱意をちょっと感じる。

そんな感じでまとめてみると、ダニエル・クレイグは素敵だった。
これに尽きます(笑)
| 映画*英数字 | 00:19 | comments(4) | trackbacks(0) |