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Ninth日々観た映画についての記録と備忘録
2006.04.30 Sunday
ブロークバック・マウンテン・・・4度目の登頂
ここに本文を記入してください。
鑑賞4回目に突入。 何度みても新しい発見や感想をもってしまう映画。 今回、劇場がすいてるのをいいことに座席に体育座りで見てしまうと言うリラックスぶり。 結局この映画は見た人の経験や価値観を色濃く映すからここまで人を惹き付けるのだと思う。余分な台詞、説明的な台詞が排除される事により見てる人間は自分で考えたり感じたりしなければいけない。そして登場人物たちは誰1人善人でも悪人でもない。悪い部分もあればいい所も持っているからリアルに感じる。 さりげないシーンで過去の自分を思い出す。共感とはまた違う感覚。 以下、とりとめもなく感じたり気付いた点について。 凄く「キリスト教」とか「神」の存在を感じた。 私は日本人で特にこれといった特定の宗教をもってないので欧米人の宗教感覚がわからないのですが、映画の台詞や状況的にとても宗教の会話が多い事に気付きました。 そしてその事について考えると、「キリスト教」がいかに根深く社会や個人に影響を与えているかがわかる。この映画は別に「キリスト教」を否定したり批判する映画じゃないと思うんですが、結局イニスとジャックが「赦されない」のは「キリスト教」の教え(本来そんな事は教えてないんだけど、後生の人たちによって勝手に同性愛はいけないとなってしまった)が社会的基盤にあるから。 イニスはアルマや子供たちとの会話から日曜参拝に行ってないっぽい。 それはやっぱり男と関係を持つ自分が赦されないと感じてるからだと思う。 最初のシーンで、ブロークバックマウンテンでジャックと会話してるシーンで「俺はお前と違って清い身だぜ」と言うシーンがる。 でもそのシーンの後にイニスはジャックと関係を持つのがとても暗示的。 多分ブロ−クバックマウンテンから降りた後のイニスは教会に足を入れなくなったと思う。そんなシーンはないけど。 だけどラストシーンで、娘の結婚式に出席するイニスは教会に足をいれる(と予想) それまでは疾しさに足を入れる事を躊躇ってたと思う。 「Jack I Swea」と言ったイニスは神の存在すら超えてジャックに正直な気持を捧げる事ができる。つまり神イコール社会よりも個人イコール自分の正直な気持が勝った(って表現はちょっと違うけど、どう表現していいのかわかんないので)瞬間だと思うとまた感激がひとしお。 やっぱり人間自分を偽っちゃダメですよね。 あと、妙に宗教的に感じたのがイニスがジャックの生家へ訪れるシーン。 なんかこのシーンは家自体が真っ白なせいかやたら光も白っぽくて透明感のあるシーンだと思う。 私は感覚的にイニスがジャックの白い家を来訪するシーンが宗教的に感じたのです。 なんでだろう、、、 ジャックが殉教者っぽく感じたんです。 2006.04.30 Sunday
ロック・ユー!*2001米
ロック・ユー! コレクターズ・エディション Cast:ヒース・レジャー/ルーファス・シーウェル/シャニン・ソサモン/マーク・アディ/アラン・テュディック/ポール・ベタニー/ローラ・フレイザー/ジェームズ・ピュアフォイ Director:ブライアン・ヘルゲランド ヒース、ハタチかそこいらの作品。 あんま顔変わってないですが、やはり若いです。でもやっぱり今とあんま変わってない気がする(笑) ストーリーはもう王道直球ストレート。 素直な気持でみれば楽しめると思います。 実は以前テレビで深夜に再放送された時、時代劇なのにMTVっぽいチープさ加減に15分で見るのを辞めてしまったのですが、今みたら素直に楽しめました(笑) 衣装が結構可愛いし、工夫があっていいです。 ヒースの役柄は桜木花道みたいな真直ぐな男の子役。 お姫さまの我がままに振り回されたり(でもそれに「ムキ〜〜!!」ってなりつつも従っちゃう所がツボ、、、我ながらマニアックですが)ラストで逃げろとみんなに言われても頑固一徹に否定する所が好きです。 ヒースはイニスといい、こーゆー真直ぐで頑固でちょっと鈍感っぽい役が合ってますね。 なんかヒ−ス自身がこんな人っぽい。 脇役たちもまた魅力的です。 チョ−サ−役のポール・ベタニーの登場の仕方はスゴイです、これは見た人しかわかんないけど、、、、ユーモアがあって変人役が似合う。 黒太子とか悪役の人がなかなかイイ男、、、(こんな所ばっか見てるよ) 特典でカットされたシーンを見たのですが、カットされて正解。 本編自体は軽妙で爽やかなんだけど、カットシーンは妙に重々しい。 映画のトーン自体が変わっちゃいそう 2006.04.24 Monday
ニュー・ワールド*2005アメリカ
Cast:コリン・ファレル 、クオリアンカ・キルヒャー 、クリストファー・プラマー 、クリスチャン・ベイル 、オーガスト・シェレンバーグ Director:テレンス・マリック 映像がとにかく美しい。 しかしこの映画、要点が掴みづらい。 監督が何をはっきりといいたいのかが分かりづらいのです。 でも見てる最中、涙腺が刺激されて泣きたい気分になります。 頭で考えないで、映像を見て感性で見て欲しいです。 色々感じた事があるので、まとまりないですが書いて行きます。 *コミュニケーションと言葉。 前半印象的なシーンとして、ジョンスミスが原住民の捕虜から解放されて砦に戻ります。 すると子供たちがやってきてわんわんとうるさく喚き立てます。そして大人(兵士?)たちは醜いいがみ合いに仲間同士で殺しあいをおっぱじめます。 それを見て絶望的な表情を浮かべるジョンスミス。 言葉ってコミュニケーションを取る上で大切なツールだと思われてたけど本当にそうなんだろうか。 原住民の人たちは言葉をあまり重要視してないように見える。 挨拶をする時、手と顔を使って仕種で示しているし、太陽や水、光など自然を神のように崇める彼らには言葉は重要でないように見える。 言葉がある事で誤解が生じ、ただそれがうるさくも感じる。 映画自体が台詞が殆どなくてモノローグが多い。 説明過多な映画が多い中で、この映画は全然饒舌じゃない。 見てる人間は「感じる」事を最大限に求められる。 感じる事は映画の中で原住民の人たちがもっとも重要視してる部分だと思う。 触れたり、抱き締めたり、匂いを感じたり。 ジョンスミスとポカホンタンスが何度も触れあったりするシーンがあるのは、「触れる、触れ合う」事の大切さに気づかされた。 他人に触れると言う事は、結構難しい。色んな意味で。 でもそこには信頼関係がある。 後半シーンで印象的なシーンは、夫となったロルフと抱擁するポカホンタンス。 ロルフは彼女の背中を抱き締めるが、ポカホンタンスはロルフの身体には触れず、彼のベルトを握りしめる。 コミュニケーションを拒んでいる。 そしてロルフはそれに気付いている。 あんなに身体的な接触を重要視していた彼女のこの行動。 ロルフに気を許していない。 *アメリカが出来たいきさつ。 白人が原住民から土地を奪い、今のアメリカがあるのは有名な話ですが実際のアメリカ人はどう思っているのだろうか。 前半に、ジョンスミスに反逆した男が「良心なんて邪魔、ハエだ」と言うシーンがあるんですが、これは何も今のアメリカだけじゃなく現代社会を現している言葉だと思う。 良心や恩を忘れ、温厚無知にふるまう人間の姿は今の私達を確実に蝕んでいる。 *ジョンスミスって男 ジョンスミスって男は一体どんな男なんだろうか。 「僕はダメな男だ」と言ってポカホンタンスの一途な愛から逃げ出したダメ男なのだろうか。でも不思議と私は彼に対して「甲斐性なし!」とは言えない。 ジョンスミスとポカホンタンスは同じラインに立つ事ができない。 ジョンスミスは侵略者であり、ポカホンタンスは侵略される側だから。 ジョンとポカホンタンスが惹かれあったのは、彼らは同じ性質の人間だからだと思う。 ジョンは船で反乱して処刑されかけてたのでも分かるように、同時代の白人社会のはみだし者だったんだと私は思う。そしてポカホンタンスはその賢さやもの怖じしない性格から原住民の社会からはみだしていたのだと思う(父王にもっと部族を愛せ、と言われてたし) 枠の中に収まり切れない「自由な」二人が惹かれ合うのは簡単だ。 しかもポカホンタンスは13歳で、おそらく初恋なんだから忘れられる訳がない。 ただ決定的に違ったのは、ポカホンタンスの方が勇気を持っていてそして環境に適応できる強さを持っていた点だと思う。 白人社会に違和感感じ続け、逃げるように探検を続けたジョンスミス。 彼はきっとどこへ行っても違和感を感じ続け、定住する場所を持たない。 ラストシーンでポカホンタンスと再会した彼が何を感じていたのか、まだ私には伺い知れない。(このシーンのコリン・ファレルは前半の魅力が嘘のように精彩がない) *この映画はポカホンタンスと言う女の一生を辿ったのか。 前半部分は、コミュニケーションや言葉と言った部分をうつらうつらと考えて見てたのですが、ロルフが出てきてから段々変わってきます。 ロルフがやっと本音を言った時(「君をねじ伏せて、いつか愛させてやろうと思った云々〜」)ポカホンタンスが本当にロルフの事を愛おしく感じたのではないかと思いました。触れる事で真実を掴んできた彼女が言葉によって信じる。これは彼女が白人社会へと適応しきった事なのかな。 ずっと白人式に生活してるんだけど、彼女はネイティブの生活が懐かしくならなかったのかな、とかそんな疑問が常に生じる。言葉も少なく、表情も暗いままの彼女が何を考えているのか読みづらい。 故郷から見捨てられた彼女と故郷から逃げ続けるジョンスミス。 似たもの同士でありながら、最期の最期で決定的に異なる生き方。 まぁ考えはじめるとキリのない映画です。 ただ宣伝で見る、ラブストーリーと言うよりもやっぱり私は文明や文化と言ったものを強く認識させられる。 ***俳優について。 コリン・ファレルは人生の敗北者役が18番となってしまったようです(笑) 「アレキサンダー」と言い、こういう役が上手いと言うか彼自身の資質によるものだと思う。「僕はふさわしくない」なんて駄目過ぎる台詞も彼にかかれば繊細さを増します。 前半のポカホンタンスとじゃれあうシーンは兄妹みたいでポカホンタンス役の子と相性の良さを魅せてくれてます。 ポカホンタンス役のクオリアンカ・キルヒャー 前半のネイティブの時の彼女は妖精のように美しい。 15歳とは思えない品の良さと知性を感じさせます。 彼女なしでこの映画は成立しないでしょう。 クリスチャン・ベール 実は重要な役だと思います。 っつーか完璧コリン・ファレルを喰ってました(笑) 短い登場ながら、優しいけど普通の男役を的確に演じてます。 優しいけど征服者でもある実は難しい役を本当に上手く演じてると思う。 美しいクリスチャン・ベールが見れて満足(笑) 王子様ヘアスタイルが素敵 2006.04.22 Saturday
悪霊喰*2003
悪霊喰 Cast*ヒース・レッジャー/シャニン・ソサモン/ベンノ・フユルマン/マーク・アディ /ピーター・ウェラー Director*ブライアン・ヘルゲランド 評判良くない映画ですが、私は好きです。 ちょっとテンポが良く無いのは難点ですが、ゴシックホラーとしてみると凄くいいと思う。 邦題が良くない。 これじゃホラーかスプラッターと勘違いされる。 なんとなく印象は「ディアボロス」「コンスタンティン」などちょっとシャレた系オカルト(なんだそりゃ)って感じです。 私自身はキリスト教でもなんでもないのですが、一応この映画のテーマは分かります。 キリスト教の人ならもっと細かい部分も分かるかもしれませんが・・・訳がわからない、って事はなかったです。最初の辺は一体どんな映画がわかんなかったけど。 !ネタばれあり! この映画にはシンイーサー(罪喰い)と呼ばれる面白い人(人なのか?)が出てきます。 で、これがテーマの一つでもあるのですが、その罪喰いとはなんなのか、っつーと死ぬ間際に天国に行けない人(キリスト教を破門された人とか、生前に悪行を一杯重ねた悪人、自殺した人)に罪喰いが秘跡(ひせき:ローマ・カトリックでキリストによって定められた神の恩恵を信徒に与える儀式)を施す。するとその人の魂は地上で迷わなく天国へ行ける、多分こんな感じだと思う。 でも罪喰い自身はその人の罪を食べる(って言うのか???)のでその人の知識などを知ってしまったり不老不死だったりする。喰った後、非常に辛そうなので結構大変なんでしょうね。 で、これの何がイケナイのかと言うと、こんな人(罪喰い)がいたら教会や神父の意味がなくなっちゃう。教会にしてみれば信者は怯え、迷える小羊じゃなきゃいけないんだから、存在がマズイ。しかも罪喰いは悪魔じゃないけど、神でもない。一応人間(?)。 主人公のアレックスが罪喰い初経験をした後、「まるで神になった気分」と言う言葉は教会にしてみれば神への冒涜。 主人公のアレックスは若いのに老成している(老け顔ヒースにぴったりな役!) でも心は純粋で、男である前に司祭であろうとしている。 ずっと好きだった女性への秘めた思い隠してる所も、それが溢れる部分もいい。 だからヒロインが殺されるシーンの美しさと残酷さがいかされる。 そして愛する者を失った時、優しかったアレックスは銃を持ち非業な男になる。 始終憂い顔のヒースが色っぽくてびっくり。 この人、色気は余りないと思ってたけどそうでもないのね。 BBMのイニスといいシャイな役が素敵だ(「ロック・ユー!」では正反対の役だけど) そんな感じで神父服コスプレが似合いすぎるヒースにきゅんとする(笑) 罪喰い役のベンノ・フユルマン、かなり気になりました。 「ロック・ユー!」の時も思ったけど(監督が同じ人)この監督、イケメン発掘(Pベタニー、Jピュアフォイ、Rシーウェル)に才能アリと見た!(最初はこの役、ヴァンサン・カッセルだったみたいだけど、ヴァンサンは好きだけどもしヴァンサンが演じてたら全然印象が変わりそう) 最初女優が男装してるのかと思った。妙に中性的で妖しい雰囲気がある。 ラスト、アレックスが必殺仕事人みたいだったけど(笑)あのハードボイルドな雰囲気は好きです。前半のアレックスの柔らかな雰囲気を散々見せられただけにちょっと切なくもなるけどカッコイイ。 ヒースのスタイルの良さが、夜の歩道をスーツはためかせ歩いてるシーンで活かされてる。あれ、痺れるね 2006.04.22 Saturday
マカロニ・ウェスタン〜800発の銃弾〜 *2002スペイン
Cast*サンチョ・グラシア/アンヘル・デ・アンドレス・ロペス/カルメン・マウラ/エウセビオ・ポンセラ/ルイス・カストロ Director*アレックス・デ・ラ・イグレシア 「どつかれてアンダルシア(仮)」の監督、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の最新作。 一時期「荒野の用心棒」などでブームになったウェスタン映画。 実は撮影はスペインで撮られれてたらしい。で、マカロニ・ウエスタンと呼ばれるジャンルもあったらしい。(ジュリアーノ・ジェンマとか有名だと思う) まぁその辺は私、余り詳しくはないのでちゃんと説明できませんが。 ストーリーはそんな黄金期も過ぎて、今だあるウエスタン撮影所。 日光江戸村みたいに観光客にショーを見せてなんとかまかなっているが、全然うらびれてる。でもクリント・イーストウッドのスタントをやったフリアンは自分を俳優だと言い張り、過去の栄光に縋ってる。まぁその縋り、って言うのもある秘密と言うかトラウマが隠されてるんですが。そこへ孫の少年がやってきて・・・・と言う割とオーソドックスな話ではあります。 頑固おっさんのプライドストーリーなんで、男性は割と共感できるのではないでしょうか。私はもっとハチャメチャなストーリーを想像してたんで割とオーソドックスにキマった話に少し驚きましたが。 なんでこの映画を見たかと言うと、エウセビオ・ポンセラが出てるからです。 日本だとペドロ監督の「欲望の法則」「マタドール/炎のレクイエム」「10億分の1の男」(これはアルゼンチン映画)位しか観れないんですが、本当にダンディーでイカしててカッコイイ!と言い切れる俳優なんです(私的に) そんなエウセビオ・ポンセラが「マタドール/炎のレクイエム」「欲望の法則」で共演したカルメン・マウラと再共演してる姿を見るだけで感慨深いです。 この映画(マカロニ・ウェスタン)に出た時はすでに50歳過ぎてるのに、やっぱりダンディーでかっこいいんですよね〜〜〜スーツが似合う。 そして初登場の仕方がデーモニッシュ! よく印象的なホラー(オカルト)映画の悪魔ってスーツ着てませんか?「ディアボロス」「コンスタンティン」「悪霊喰」などこの手の映画の悪魔って(萌える!) そんな感じで出てくるので結構愉しみにしてたら、余り活躍してないで映画が終わってしまった・・・・・残念! おそらくスペインかヨーロッパのゲイ雑誌(ペド監督もカバー飾ってた!) エウセビオ・ポンセラ、えっらいカッコイイ!シブイ!うっとり。 雑誌自体もオシャレな表紙だなぁ 2006.04.22 Saturday
遠い空の向こうに*99アメリカ
遠い空の向こうに Cast*ジェイク・ジレンホール/クリス・クーパー/ローラ・ダーン/ウィリアム・リー・スコット Director*ジョー・ジョンストン 原作*『ロケット・ボーイズ』ホーマー・H・ヒッカム・Jr 立川シネマシティのシネマシティズンと言う企画で見てきました。 見て本当によかった!と思える作品です。 ちょっと地味〜〜〜ではあるんですが、夢に向かって頑張る姿とか重くのしかかる現実、そして家族とか父と息子とか爽やかな感動作品。 クリス・クーパー演じる父親の不器用さとかプライドは理解できる。 でも息子は夢想家ぽいけど現実的で炭坑仕事の限界をわかってる。 やむなく父の仕事を継ぐホーマー。 演じてるジェイクが童顔&身体小さいので頼り無く可哀想に見える。 大人のおっちゃんたちに混じって炭坑現場へ向かう姿にうわ〜〜と思える。 私には無縁だけど、世の中には親の都合でやむなく若い時から仕事をやらざるをえない人がいる訳だし。そんな事を考えた。 子供が夢を持つ事と大人がそれを厳しくも応援してあげる事。 これって凄く大切だと思う。 ホ−マ−の高校の校長も最初はいかにもないけすかない大人だけど、ラストシーンで許す(笑) 悪役は悪役のまま、じゃない所がいいんです。やはり大人がバックアップしてあげないと。昔の大人はちゃんと大人だったなぁと思わせる。 ジェイクがとっても可愛い!モッサイけど(笑) くるくる動く表情に、きらきら光る大きな目。 高校生だけど(この時ジェイクは17,8歳らしい)もっと幼く見える。 でも幼いけれど、炭坑仕事に就いた時のシビアで沈んだ目や父親との諍いで苛立ち傷付いた目とか繊細な演技はこの頃からモノにしてます。 ホント、この人は演技が上手いと言うか感性で演技してるように見える。 2006.04.15 Saturday
ブラザー・グリム
ブラザーズ・グリム DTS スタンダード・エディション BBMで激シブ演技を見せてくれたヒース・レジャー目当てでレンタル。 この人はBBMで始めて観た人だったし、歳の割に妙に老成してるイメージ(頭薄いから?)があったからこのジェイクって役にはびっくり。 イニスとは正反対。 演技うまいんだなぁと実感。 ちなみに最初はディモン演じる兄役がヒース、ヒ−ス演じるジェイコブ役がディモンが演じる筈だったらしくて笑ってしまった。だってもうそのまんまなんだもの。しかもヒースよりも遥かに年上のディモンが弟役(多分違和感なさそうな)ってのが本当に笑える。 逆にしたことで新鮮味が出てよかったんじゃないでしょうか。 ディモンの色男役は結構よかったよ(笑) えーと、そんな事は置いておいて映画について。 私はかなり昔に同監督の「バロン」で挫折した人なので、この作品も楽しめるのかと心配だった。 で、結果から言えば意外とポピュラリティーで楽しめました。もっとマニアックな映画かと思ってたみたい。ただギリアムファンの人たちはこの映画をどう感じたかわかんない。 ただ面白かったけど、何か足りないような気がする。 圧倒的なパワーが無いような気がする。 映像はやっぱり綺麗かつ無気味でうっとり。 序盤の黄金色の森にさらわれるヘンゼルとグレーテルとか、とにかく映像はちゃちな映像処理もなく素敵。村の女の子がのっぺらぼうみたいになっちゃうあのシーンも無気味で怖くてよかった。 グリム兄弟の兄弟愛が意外と良かったです。 自分は兄弟いないから全く予想ができないけど、お兄ちゃんの弟に対する屈折した感情とか興味深く何故か共感もする。 それにしてもヒース可愛かったなぁ(笑) 動きが変と言うか、怪しいと言うか…… BBM関連でテレビ出演した時のヒ−ス動画観てたんですが、動きがこの弟と同じだった。結構顔、老けてる癖して(ファンに喧嘩売ってる訳じゃありません)落ち着きがない人なのかもしれない。 2006.04.11 Tuesday
Lucky Number Slevin *2006アメリカ
や〜〜〜っとLucky Number Slevin完成&公開されたみたいです! *以前の記事はこちらから ■Lucky Number Slevin アメリカ ■Cast ジョシュ・ハートネット/モーガン・フリーマン/ベン・キングスレー/ルーシー・リュー/ブルース・ウィルス ■Director:ポール・マクギガン(「ギャングスターNO1」「ホワイトライズ」) ■Story ニューヨークで2組のギャングが対立している。その2つのギャングから互いのボスの暗殺を持ちかけられた青年の話、らしい。 2つのギャングのボス役がモーガン・フリーマンとベン・キングスレー(サミュエルLジャクソンとの話もあったらしいけどフリーマンになったみたいです) ジョシュは主人公の青年(ギャングなのか一般人なのか不明)ルーシー・リューはジョシュを助ける(お約束のように恋愛感情も)検察官役。 IMDBでかなり評判がいいです。 ☆10の内7以上!!!! ちょっと期待してもいいってこと? 「ホワイトライズ」ではオリジナルの「アパートメント」には恋愛部分で劣ってましたがスピーディーなカメラワークさばきは今作にかなりマッチしてそうです。 しかも「KILL BILL」などどくらべられたりどんな映画だ(笑) そしてそしてなによりもポスターが前回のクール系とうって変わってまるでロドリゲス(「デスペラード」「シンシティ」)チックにびっくり(笑) 日本…くんのかな…(笑) 2006.04.09 Sunday
Dear フランキー*イギリス2004
Dear フランキー 出演* エミリー・モーティマー、ジャック・マケルホーン、ジェラルド・バトラー 監督* ショーナ・オーバック あの、言ってもいいですか? ジェラルド・バトラーってひょっとして演技、下手? ・・・・・・・・・・ どうも私の中のバトラーのイメージが「サラマンダー」のクリーディーや「タイムライン」のマレク助教授のイメージが強いせいか、いかにも「不器用なんです」なストレンジャーに違和感を抱く。 と言うより最初に主人公の男の子フランキーと対面する時の演技がわざとらしく感じてしまう。 どーもジェリーは貫禄があるせいかこーゆー小品だと浮いて見えちゃうようです。 でもまぁカッコイイし、心を開かないリジーがストレンジャーに惹かれるのも仕方ないと納得させてくれる。 それに何よりも寓話性が強まったと思う。 映画自体はオーソドックスで綺麗にまとまり過ぎた感も強い。 いい映画なんだけど何か足りないような。 音楽の使い方はちょっといただけない。 見ててなんでストレンジャーは金で雇われてるだけなのにフランキーともう1日会いたいとか優しいんだとちょっと不思議だった。 で、思ったのはストレンジャーも母子家庭でフランキーみたいな家庭環境だったのかな、と思った。そういえばバトラー氏もそんな家庭環境で結構鬱屈したティーン時代を過ごしたらしいのでストレンジャー役は感慨深いかもしれないと妄想する。 ラストでストレンジャーの正体が分かるんだけど、寓話チックだった話が突然身近に迫った瞬間。 幸せは割と近くにある。 2006.04.09 Sunday
デイ・アフター・トゥモロー*2004アメリカ
デイ・アフター・トゥモロー アルティメット・エディション 出演* デニス・クエイド/ジェイク・ジレンホール/イアン・ホルム/エミリー・ロッサム 監督*ローランド・エメリッヒ パッケージを見るからに、自分じゃ絶対見ないだろう映画なんだけど・・・・ジェイク・ジレンホールが見たくて見た(笑) で、BBMに比べてすっごい幼くてびっくりした。 たった2年でこうも顔つきや色気(笑)が変わるモンなのかと変な感心してたら何時の間にか盛り上がり所も分からず終わってた。 でもサム役は今までジェイクが得意としていた「内向的、頭いい、シティボーイ←なのか??」でジェイクらしさが出てたとは思う。まぁジェイク以外の人が演じても全然問題無い役なんだけど。 エミリー・ロッサムとの秀才カップルも今どきこんな初々しいカップルも珍しいくらいだけどイメージに合ってたし。 そしてジェイクってやっぱりどんな役をやっても何故か繊細なイメージがある。 多分表情だとは思うけど、神経質そうなイメージはないのがいい。 って全然映画の内容に触れて無い(笑) 本当に気付いたら何時の間にか終わってたんでそんなに語る事もないんです。 ただジェイク・ジレンホールってやっぱり可愛いなって言うのはよくわかりました(笑) |