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Ninth

日々観た映画についての記録と備忘録
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ブルー・レクイエム
ブルー・レクイエム
ブルー・レクイエム

かなり渋いです。
始まりから終わりまでまるでドラムンベースのように(ドラムンベースって今まだあるのかしら)一定のリズムを刻み続けてます。
ラストもやけにリアルな血飛沫を上げながら地味〜に終わりますが、そこがフレンチノワールって感じでいいんです。大人のクライムものって感じでしょうか。
ちなみにハリウッドがリメイク権利買い取ったそうですが、きっとB級な感じで味も深みもないバイオレンスにしちゃうんだろうな。

現金輸送車側の人間と、窃盗団。
窃盗団はずっと黒いマスクをしたまま顔を出さない。
今までの映画って考えてみたら窃盗団側から描くのが多くて、輸送車側はすぐ殺されてしまう。でもこの映画では輸送車に勤める1人1人に顔があって個性がある。


| 映画*H | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界でいちばん不運で幸せな私


世界でいちばん不運で幸せな私
世界でいちばん不運で幸せな私

フランスで大ヒットしたらしいのですが、こんなのが大ヒットしてしまうフランスって・・・・(笑)でも自分たちさえ楽しければいいと言う、この主人公たちはまさに私の考えるフランス人像そのまんまでもある。これを見てペットの糞を片付けなくてパリは糞だらけ、って話を思い出したり・・・

ストーリーには子供時代、成長して大人の二段階があるわけですが、おおまかにこの映画は子供時代がメインであり、子供時代の部分が私は好きです。
2時間と言う短い時間では大河ドラマみたいに二人の確執をじっくり描く事は無理なので、大人時代の二人はとっても駆け足のような気がした。
友人からは芳しい評価を聞いてなかったのですが、私的にはとても面白かったです。
子供時代の二人が自然と仲良く(歪んでるけど/笑)過程とか、主人公少年と母親のこの物語りの中で唯一歪んで無いような子供らしい部分とか好きです。
少年の「友だちはちょっと言ったら泣いちゃって面倒くさいけど、彼女は最高」って台詞がいい。

二人のねじくれた関係の裏には「アナとオットー」でも感じた切実な程の永遠の愛を求める姿があると思う。
過剰な愛は純粋で歪んだ形でしか成立しない。

| 映画*S | 17:34 | comments(2) | trackbacks(1) |
アナとオットー


アナとオットー 98*スペイン
Cast;ナイワ・ニムリ、フェレ・マルティネス、サラ・バリエンテ、ペルー・メデム、クリステル・ディエス、ビクトル・ウゴ・オリベイラ、ナンチョ・ノボ、マル・バルディビエルゾ、ペプ・ムネ
監督・脚本:フリオ・メデム

美しい映像と偶然だけでは片付けられない、アナとオットーを結ぶ『運命』。
静かな中に、青くゆらめく恋の炎。

恋愛において人が求めて止まない物。
それは『永遠の愛』だと私は思う。
家族の愛と違って恋愛にはいつか終わりがある。
まるで運命づけられたように愛しあうアナとオットーには関係ないけど、やはり愛には期限がある。ああしたラストを取る事で、この二人の愛は永遠となった。
二人のエピソードは二人の両親のストーリーと密接に関係してる。
特にオットーの両親は一度離婚していて、オットーは母親の傍で成長する。
上手く言葉にできないけど、幼いながらもオットーは愛がいずれ消えちゃう事を知っている。そしてアナは父親を事故で亡くすことで、人生の不条理を知っている。そう考えると、ラストのアナの悲劇はまたも符号のように『偶然』となって現れる。

だからあのラストは悲劇だけど、悲しい幸せでもあると思う。
オットーの胸には永遠にアナが住んでいる。

胸に沁みる恋愛物を見たい方に見て欲しい。


| 映画*A | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
2005 My Best Movie
去年は仕事やら個人的な事で余り映画館で見に行けませんでした。
3ヶ月に1回程度という少ない本数で選んでみました。
鑑賞作品
*アレキサンダー
*コンスタンティン
*フレンチな幸せのみつけ方
*バットマンビギンズ(3回)
*バッド・エデュケーション
*シン・シティ
*スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
*ロバと王女

劇場編
■バットマンビギンズ 米2005
リスチャン・ベール/リーアム・ニーソン/マイケル・ケイン
Direcotr;クリストファー・ノーラン
3回も映画館に行っちゃいました(笑)
ダークなゴッサムシティや正義が悪へ反転していく複雑さ、そして主役のクリスチャン・ベールはもちろんの事、マイケル・ケインやリーアム・ニーソンなどなど素敵なキャスティングがストーリーを奥深くさせてます。
撮影はCGを交えつつ、最近では珍しくセットで行ったのも活かされてると思います。
この手のダークさ、大好きなんです。
次回作が楽しみ。

■真夜中のピアニスト 仏2005
ロマン・デュリス/エマニュエル・ドォボイス
Direcotr;ジャック・オディアール
ドラマチックそうでドラマチックじゃない。だけど見た後からじわじわと主人公の焦燥感とかもやもやした悩みがきました。
光をたくさん取り入れたレッスンシーンが綺麗。
主役を演じたロマン・デュリスの魅力満載(顔とか全然好みでないにもかかわらず)

■バッド・エデュケーション スペイン2005
フェレ・マルチネス/ガエル・ガルシア・ベルナル
Direcotr;ペドロ・アルモバル
鑑賞直後はただその噎せ返るような濃い世界に唖然としてたのですが(その割りに結末はあっけなさすぎて吃驚した)これまたじわじわと後からきました。
美しい初恋、聖職者の子供に対する汚れた愛、他人を騙して伸し上がる男の真意、そんな男に騙される哀れな中年男、そしてそれを冷たく見る男の愛、再会を果たせなかった初恋の相手・・・
色んな愛が濃ゆいけど冷めた目で描かれてる点に興味があります。



DVD・ビデオ編
ムラ気はありましたが、おそらく40本〜50本は見たと思います。
ヒューマン物とか感動系を見て無かったので、今年はそっちも見ていきたいです。
■エターナル・サンシャイン
ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット
Director;ミシェル・ゴンドリー
シンプルなストーリーだけど、恋愛の喜びや暗い部分が描かれてます。
キャスティング、映像、ストーリーとどれをとってもよくできてます。
私は一度壊れかけつつもそれでも互を好きだと認めあったラストシーンに思わずホロリときました。この映画は人によって「泣ける」部分が違いそう

■イン・ザ・カット
メグ・ライアン/マーク・ラファロ
Director;ジェーン・カンピオン
この映画、評判悪いですがあえて挙げます(笑)
サスペンス部分は全く期待して見てません。ただ映像の端々に現れるヒロインの深層心理が興味深かったです。メグ・ライアンがミスキャストだという声も聞きますが、彼女が合っているかは判断尽きかねますが、この主人公は容姿もそこそこの普通の女でなければいけないと私は思っているので別におかしいとは思いませんでした。
この映画、私にとっては奥深い映画なんです。語り始めたら止まりません。

■テシス 次に私が殺される スペイン1996
アナ・トレント/フェレ・マルティネス/エドゥアルド・ノリエガ
Director;アレハンドロ・アメナバール
私がスペイン映画に注目し始めた切っ掛けとなった映画。
とにかく怖い、けど面白い。そして深い。
サスペンスフルで怖い映画が見たい人にオススメです。

■コーンウォールの森へ 英98
ジョン・ハート/クリスチャン・ベール
Director:ジェレミー・トーマス
映画としてはバランスが悪くてまとまりに欠けてるのですが、見た後もわーんと考えさせられます。変人のサマーズも障害を持ったボビーも社会に馴染めない人たちだからこそ共鳴しあったんだと思う。すごく切ない。

■ビフォア・ザ・レイン 94英仏マケドニア
レード・セルベッツア/カトリン・カートリッジ/グレゴワール・ゴラン
Director;ミルチョ・マンチェフスキー
同監督の「ダスト」もかなり好きですが、この作品もテーマは一緒だと思います。
「ダスト」以降、新作を聞かないのですが、是非作って欲しいです。





| 年度毎Best | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |