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マリー・アントワネット*アメリカ+日本+フランス06

◆Cast*
キルスティン・ダンスト/ジェイソン・シュワルツマン/リップ・トーン/ジュディ・デイヴィス/アーシア・アルジェント/マリアンヌ・フェイスフル/ローズ・バーン/シャーリー・ヘンダーソン/ジェイミー・ドーナン/スティーブ・クーガン/クレメンティーヌ・ポアダッツ/ダニー・ヒューストン/マチュー・アマルリック
◆Director*ソフィア・コッポラ
◆原作*アントニア・フレイザー「マリー・アントワネット」

◆Story*
世界中で有名なフランス王朝ルイ16世の妃、マリー・アントワネット。
オースリアの女帝マリア・テレジアの末娘として生を受け、14歳で政略結婚でフランスへと嫁いだアントワーヌ。相手のルイは15歳だった。





オープニングしょっぱなからニューウェイブパンクロックが鳴り響き、この映画が普通の歴史映画では無い事を示しています。
そしてタイトルロールはセックスピストルズのアルバムロゴをパロったような(と言うかまんま)マゼンダ100%のけばけばしい帯で「MARIE ANTOINETTE」。
まぁつまりそんな映画なんだな、って事を教えてくれる。
これからソフィア・コッポラ流マリー・アントワネットの始まりだよ、覚悟はいいかい?みたいな。どんなんが出てくるのか私はドキドキ。

色んな感想で見かける通り、衣装、小道具、お菓子、子供や動物たちがやたらめったら可愛くて美しい。ここまで映画で自分の好きなようにできたのは前作の成功のお陰かな。

かなりソフィアのパーソナルな映画だと思う。「マリー・アントワネット」を扱ってるにも関わらずもソフィアの青春時代を彷佛とさせられ、そしてまた仮面舞踏会のあたりは自分の過去を思い出した。朝まで踊って酔っぱらってみんなで朝焼けとともに寝に帰る。
ありきたりでどうってことのない思い出だけどあの時の「若さ」や瑞々しくただ純粋に楽しいと感じられた感性はもう戻ってこない。
そんなありきたりな青春をソフィアも過ごしたのかな。

「ロストイン〜」でも異国人の孤独を描いた映画だったけど、「マリー・アントワネット」もオーストリアの異国から嫁いできた少女の話。
孤独どころか陰口や観察の対象にされてもっと過酷な境遇である。
ソフィア自身一族は有名人だらけだし、やっぱり回りからそんな目でみられたと思う。マリーはソフィア自身の姿に見える。

プログラムを読んでて、アーシア・アルジェント演じるデュ・バリー夫人の登場の意味が「娼婦の出で、愛人だけどルイ15世に愛されててマリーを羨ましがらせる」意味だったのかと知る。
私はもっと穿った見方してて、デュ・バリー夫人演じるアーシアもソフィアと同様に、有名な監督の娘で自身も女優、監督とマルチに能力を発揮してる故にキャスティングしたのかと思ってた。
マリーは異国人故に孤独で周囲に軽蔑され、デュ・バリー夫人は出自が卑しい為に見下される。見た目も生まれも対照的なようで同じ境遇な二人。
そんな一方をアーシア・アルジェントが演じて、もう一方がソフィアの代弁者、キルスティンが演じているんだから穿ってしまう(笑)

「マリー・アントワネット」はマカロンカラーと80年代ニューウェーブロックに彩られた色彩豊かなポップな映像である。
キルスティンの陶磁器のような白い肌、柔らかなブロンドが画面に絶えず映されているせいか軽やかに見える。
だけどキルスティンの青い目は孤独で寂しそうに見える。
ラストシーン近くのオペラで、一斉に白い目で貴族たちから見られる彼女の顔の絶望感がゾッとする程忘れられない。
なんて表情なんだろう。


ルイ16世は別にマリーに対して無関心ではないと思う。
よく感想で無関心って書かれているのですが、私が見た限りこーゆー男子って結構沢山いると思うのですが・・・
始めてマリーに会った時点でルイは明らかにマリーに対して好意を持ってるしドキドキしたと思う。けどどう扱っていいのかわからなくて、あんな態度になってしまう。
昔の男性というよりは、かなり現代的男子像だと思う。
| 映画*M | 18:58 | comments(0) | trackbacks(2) |
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マリー・アントワネット
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆ ファンキーロックなプリンセス青春物語 
| カリスマ映画論 | 2007/01/29 11:57 AM |
「マリー・アントワネット」
マリー・アントワネットが誰かさえきちんと把握出来ていないのでウィキで調べました。 マリー・アントワネットとは 『マリー・アントワネット・ドートリッシュ 1755年11月2日 - 1793年10月16日)は、フランス国王ルイ16世の王妃。オーストリア・ハプスブルク家のマリ
| 「青と緑の真ん中」 | 2007/02/08 9:15 AM |