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Ninth

日々観た映画についての記録と備忘録
扉の少女/A Girl at My Door (도희야) 韓国 2014【第15回東京フィルメックス(2014年)】
扉の少女 A Girl at My Door 도희야 韓国 / 2014 / 119分
出演
ぺ・ドゥナ 
キム・セロン
ソン・セビョク

監督:チョン・ジュリ
製作:イ・チャンドン

第15回東京フィルメックス(2014年)




チョン・ジュリ監督、ぺ・ドゥナ のティーチイン付きを鑑賞。
ある事情でソウルから海沿いの美しい田舎町麗水(ヨス)に所長として
派遣されてきたヨンナム(ペ・ドゥナ)。
職務に真面目だが、勤務時間外では酒が手放せない彼女には何らかの事情があるらしく、
閉鎖的な田舎街に馴染めず孤独感を募らせる。
そんな折、実の母親から見捨てられ、義理の養父と祖母から家庭内暴力をふるわれ
学校でもイジメを受けているドヒ(キム・セロン)と出会う。
ドヒは自分を初めてちゃんと見てくれるヨンナムに懐き、
疎外され、孤独な魂を抱えていた二人は距離を縮めていくがーーー

韓国の田舎町ヨスの風景がとても美しく撮られております。
しかしその美しい田舎町も田舎故の若い労働力不足から、外国人の不法就労、イジメ、
児童虐待など問題を抱えており、美しい景観だからこそ、その歪みが余計際立たされます。
ペ・ドウナ演じる若き警視(この若さで警視まで昇りつめたのはエリートなんでしょう)は
映画の中である秘密を抱えております。
その秘密故に本来ならば隠す必要も無いのに、隠さざる得ず、周囲から無知と偏見の目に
晒されております。
映画は周囲の偏見から窮地に立たされる人々を描きます。

虐待を受けるドヒ(キム・セロン)も可哀想だけど「普通」の子どもとは違うと言われます。
その「普通」の人が発する無意識な差別意識を映画は抉っているように思います。
だから本来引け目を感じる必要は無いにも関わらず、マイノリティ故に二人は常に孤独です。
都会であるソウルですら偏見の目で見られるのだから、保守的な田舎町では
肌の色の違う外国人と言うだけで自分たちとは違う、人間扱いされない姿がサラリと描かれていて
人間の根深い差別観を意識させられます(これは何も韓国だけに当てはまる風景ではないです)。

少し描写がホラー的な部分もあったので、サイコスリラーと勘違いしてしまう人もいそうですが、
あのラストに少しホッとしました。
日本よりもさらに血縁にこだわり男性中心社会の韓国において、あの選択をしたヨンナムの道行きは
さらに厳しい物になるかもしれません。
映画はヨスの美しい景観と、自然光を取り入れた光の使い方がとても美しかったけれど、
ラストシーンは決してヨンナムのこれからが光り輝く希望ばかりではない事を暗示します。
それでもあの選択は間違いではないと思わされました。

そして韓国を代表する女優となったペ・ドゥナと、これからを期待させる
(そう言えばイ・チャンドンが製作した同じく女性監督の『冬の小鳥』に主演をしていた)キム・セロンが同じスクリーンに映る事は至福な時間でした。
穏やかな凪いた海の堤防で、長い手足でのびやかに踊るキム・セロンはいつまでも記憶に残ります。




Q&Aで登場したペ・ドゥナのスタイルの良さに驚愕…って女優だから当たり前ですよね。
ネック部分まで生地のある身体にピッタリしたブルーの光沢あるカットソーに、黒のミニスカート、
ベルトが2つ付いたヒールの高いパンプスを履いて長く美しい曲線美に見蕩れました。
客席に手を振ったりと、とても活発かつキュート。
ちなみに本作は来年の日本公開が決まっております。



| 映画*T | 22:12 | comments(0) | - |
ドラッグ・ウォー/毒戦 Drug War 中国+香港2013
ドラッグ・ウォー/毒戦 Drug War 中国+香港2013
古天樂/ルイス・クー
孫紅雷/スン・ホンレイ
黃奕/ホァン・イー
鍾漢良/ウォレス・チョン
甘婷婷
高雲翔
李光潔/リー・グアンジエ
方力申/アレックス・フォン
王寶強/ワン・バオチャン
尤勇/ヨウ・ヨン
盧海鵬/ロー・ホイパン
林雪/ラム・シュー
林家棟/ラム・カートン
葉璇/ミシェル・イェ
張兆輝/チョン・シウファイ
姜皓文/パトリック・キョン
脚本:韋家輝/ワイカー・ファイ、游乃海 · 陳偉斌
動作設計.:易天雄
監督:杜琪峰/ジョニー・トー

 
第8回アジアン映画祭にて鑑賞。(公開時タイトル『毒戦 Drug War』)
※その後、2014年に『ドラッグ・ウォー/毒戦』タイトルで劇場公開され、再観。
感想は初回のアジアン映画祭で観た時の感想です。
 
オープニングではジョニー・トー監督の挨拶付きとなりましたが、私は違う回に観ました。
インタビュー記事はこちらから
今回初の中国オールロケ、初の中国公安を主役にした映画と言う事で、上記記載のインタビューではかなり検閲を受けたと監督は応えてます。
なので本来の内容とはだいぶ変わってしまったと言う監督の言葉に、では本来はどんな話だったのかしらと、そっちに興味が行ってしまうのは当然と言うか・・・内容を国がチェックすると言う部分に関しては何だかなぁ、と言う気持ちになります。
そういう検閲の部分があったからなのか、私にはやたら「麻薬怖い。ダメ絶対。人間やめますか?」的な啓蒙的な部分を感じてしまったり、無理矢理つなぎあわせた様な違和感もありました。
無理矢理繋ぎ合わせたと感じる部分に関しては、香港映画自体が強引で大雑把だから検問とはまた違うかもしれませんが(笑)
でも映画前半と後半、微妙に雰囲気は違う感じはしました。
それはロケーションが全編大陸だからかもしれませんが、いつもの香港撮影での湿気を含んだ感じの、熱そうな気候は皆無。
天津の寒々しい灰色の空と土地、くすんだ色味やら乾燥してそうな空気が映し出されるオープニングから大陸で撮ったんだなぁと言う感慨はあります。
ただ厳しい検閲を受けても尚、ジョニー・トー監督らしさと言うのは失われてはおらず、「麻薬」「殺人」とダークな部分を描きながらも、あの独特のユーモアは健在であり、意外とシュールで笑えるシーンが多いです。
特にラストシーンはそうなりますか・・・と。
基本的にスン・ホンレイ(中国出身)率いる中国公安の描かれ方はかなり口出しされたと思います。
彼らが犯罪者集団に負けるなんて許されない事だと思うし、怪しい人物も出しちゃいけないと言う部分であのラストシーンは「中国公安は仕事に忠実で立派な公僕」と言う意味で意趣返しっぽくも感じます。
そして香港側の主役、ルイス・ク―(香港出身)はクスリの製造と密売をしていて、とことんしょうもない役。
これも公安から「クスリの売人なんだから、もっと悪人に描いてくれ」と要請されたのかな、と思うのは穿ち過ぎかもしれませんが・・・しかしただの悪人ではなく、しょーもない感じの悪人であり、ラストに向けてそのしょーもなさが炸裂してもはやブラックジョークの様になっていくのは面白いです。
(本当はあのラストシーン、いれなくてもいいと思うけど、公安から入れなさいと言われたっぽい様な・・・それをルイス・ク―にあの台詞を言わせる事でブラックな笑いを出してますけど)
ルイス・ク―とスン・ホンレイのインタビュー(?)で役柄についてこんな発言もあったので、それはそれで見てみたい、と思いました。
映画前半の雰囲気だと、こういう展開になりそうな伏線も感じましたし。
どちらが悪人か善人かは秘密のまま。
ルイスは「僕は違法薬物の売人を演じますが、もしかすると正義のスパイかもしれない」、ホンレイは「僕は警官役ですが、スパイの可能性だってある」と思わせぶりな発言を残し、ニヤリと笑い合ったという。
大阪アジアン映画祭では意外な事に中国本土よりも早く観れるみたいですが、この映画が本土でどう評価されるのか、また他の人の感想も知りたいな、と思わせる映画です。
この映画も私にとっては「奪命金」みたいに、複数回観て面白いと感じる映画になるのかは・・・劇場で一般公開されたら確認したいと思います。
なので劇場公開を期待します。(念)
!以下、結末について触れております!
続きを読む >>
| 映画*T | 16:48 | comments(0) | - |
ダブルタップ/槍王 Double Tap 香港2000
レスリー・チャン
アレックス・フォン
ルビー・ウォン
フォン・ピン
ヴィンセント・コク
モニカ・チャン

原案・制作:イー・トンシン
監督:ロー・チーリョン


twitterから

トリプルタップより面白いし、いいサイコサスペンス。
もったりする部分はあるけど、異様な程の緊迫感は脚本と映像、そして役者の演技の力だと
思う。

やはり対になる2人がちゃんと表と裏、合わせ鏡として配置されてるからいいんだと思う。 
「トリプルタップ」はケン(ルイス・クー)のみフォーカスされてて、ダニエルの役は体に
なってないから。

レスリーは念願の悪役を演じただけあって、あの繊細かつサイコパス演技すっごい。 
方中信はなんかダニエル・ウーに似てますね。可愛い顔立ち(笑)

動作指導がフィリップ・コクさんですね。
彼は役者時代はアクロバティックアクションが得意だったけど、ジョン・ウーの「ハードボ
イルド」で動作指導&出演してて、ガンアクションの動きは何処で勉強したのかしら。ちょっと不思議。

ラストステージになる映画館でかかってた映画は007かしら。
映画館の闇の中で浮かび上がる、死を覚悟した2人の男の顔。
微細な光の入れ方がいい。

特典映像でのレスリーのインタビュー、少年の様な笑顔で監督業への夢を語っていて切ない…
シルビア・チャン主演でレスリー監督作品、観たかったな… 
| 映画*T | 22:01 | comments(0) | - |
低俗喜劇 香港2012/低俗喜劇 Vulgaria
低俗喜劇 香港2012/低俗喜劇 Vulgaria
杜汶澤/チャップマン・トー
鄭中基/ロナルド・チェン
陳静/ダダ・チャン
薛凱琪/フィオナ・シット
林雪/ラム・シュー
雷宇揚/サイモン・ロイ
田蕊妮/クリスタルティン
邵音音/シウ・ヤムヤム
葉山豪/ヒロ・ハヤマ
苗可秀/ノラ・ミャオ
楊千嬅/ミリアム・ヨン

脚本:ジョディ・ロク/陸以心&彭浩翔/パン・ホーチョン
監督:彭浩翔/パン・ホーチョン



映画製作学校で友人の教授に依頼され、無償で講演をする映画プロデューサー(杜汶澤/チャップマン・トー)
ヒット作にも恵まれず、常に金欠で別れた弁護士の妻からはゴミを見る様な目で見られ、娘との面会もままならない状況である。
そして彼はとある映画製作の驚愕の経緯について語り始めた。
切っ掛けは、投資家の友人に連れられて行った極道の会食。
金のある男は、自分が少年時代にお世話になった往年の成人映画の女優、邵音音/シウ・ヤムヤム主演でリメイクを撮ってくれと依頼する。
しかし、肝心の主演女優である、邵音音/シウ・ヤムヤムはすでに60歳以上。
おまけにその極道者はとんでもない詫びまで強制してくる。
私生活でも映画製作でも降り掛かる難問にどう対処し、そして顛末はどうなったのか。
映画プロデューサー(杜汶澤/チャップマン・トー)は生徒たちの前で語り始める。



「恋の紫煙2」に引き続き彭浩翔/パン・ホーチョン作品です。
映画オープニングに「この映画は下品です、気分を害する可能性があります、なのでダメな人は見ないでね、云々〜」と言う前書きが始ります。


確かに・・・下品でした(笑)
あまり普段、生活をしていて口に出さない様な(でも本当は口に出せばスッキリするかもしれない・・・)単語がかなり飛び出します。
×××とか××××とかそんな単語まみれの字幕を見るのってあまり無かったかもしれない(笑)
まずしょっぱなから映画製作学校の生徒たちの前で「プロデューサーとは一体何をするのか」と言う疑問に対する通常ならあまり口にしない単語で例えてて、掴みはオッケー。

思わず吹き出しました。
あまりと言えばあまりな例えだけど(生徒が「そんな××になる為に高い金払って勉強してるのか」と応酬するのがおかしい)しかし説明を聞いてると成る程、と納得できて爆笑。
女性が脱いでるシーンはないんですが、下品かつナンセンスな台詞が沢山出てきます。
(そう、成人映画のバックステージ物なのに、下品だけど裸が無いと言うのはある意味高度で低俗だけど低俗じゃない)
そしてある程度、大人でないと内容が理解できないかも(笑)
観てる観客の方たちも大笑いしていて、これはいい環境で見れました。
シーンとしる所で私だけ吹き出してたら・・・悲しいですから。



特に個人的に印象的だったのはラバ(ロバと馬の掛け合わせみたいな動物)のくだりですね。
ラバこそがこの映画の極みなのでは・・・うげぇと思いつつもヤクザ親分とビジネス(映画製作)の会食シーンはかなり笑いました。
またその親分の子分役である林雪がおかしい事をしていないのに笑えます。
林雪は、すでにそこにいるだけで笑える貴重なバイプレイヤーですね。




本人役の葉山豪。観てないけど「3D SEX&禅」がネタにされてると思われる。
今回は爆発しないだろうなとか色々心配してて笑えます。

ショウブラ映画でお色気映画によく出ていたらしい邵音音/シウ・ヤムヤムさん。


その若い頃の邵音音/シウ・ヤムヤム。
同じショウブラでお色気女優の余莎莉(シャーリー・ユー)とちょっと似てるような・・・


「恋の紫煙2」でも実在の人が自分の役を演じてましたが(イーキン・チェン)、今回は映画内幕物と言う訳で、葉山豪や邵音音/シウ・ヤムヤムが本人役で出ています。
このあたりがこの映画をさらに虚構と現実と突拍子もなさに繋がっていて何とも言えない雰囲気を醸し出してます。
葉山豪とか結構ヒドい役なのによく引き受けたな、と言うか香港映画ってギャラさえ払って貰えば&儲かればいいじゃん!とそんなノリだからそうだよね、と納得(ヒドい)

色んな部分で芸と言うか台詞が細かいのに、結構すっ飛ばす所はすっ飛ばしちゃって(杜汶澤/チャップマン・トーとちょっといい仲になった巨乳女優、陳静/ダダ・チャンとは一体どうなったの?とか)ますが、勢いとお下品っぷりで面白かったです。
香港映画を知らないとちょっと分かりずらい部分はあるかもしれませんが(葉山豪のくだりとか)劇場公開してみんなで大笑いして観たい映画ですね。



劇中で杜汶澤/チャップマン・トーが製作している(と言うかさせられている)問題の映画。
これがどういう映画かはよくわからないんですが、頭が邵音音/シウ・ヤムヤムで身体は陳静/ダダ・チャンの巨乳でCGで合成して、衣装が何故か18世紀フランスのロココ調時代と言う謎っぷりの成人映画でして、一体どんなトンチキ映画?となるのですが、ちょっと見てみたいです。



「恋の紫煙2」の上映前に「恋の紫煙2」と「低俗喜劇」の脚本を担当したジョディ・ロク/陸以心(女性!)と「低俗喜劇」で巨乳女優を演じた陳静/ダダ・チャンが舞台挨拶に来ました。
「低俗喜劇」の上映後にも、この2人のQ&Aの質疑応答があったのですが、私は帰宅せねばならなかったので観れてませんが、陳静/ダダ・チャンは「低俗喜劇」できわどく下品な台詞を言いつつ、積極的にアドリブを使ったらしく流石!と思いましたね。
そういう勢いと楽しさが映画からもよく伝わってきます。
あ〜楽しかった!!



| 映画*T | 22:58 | comments(0) | - |
奪命金 奪命金/Life Without Principle 中国+香港2011

奪命金 奪命金/Life Without Principle 中国+香港2011
ラウ・チンワン/劉青雲 
リッチー・レン/任賢齊
デニス・ホー/何韻詩
ミョーリー・ウー/胡杏兒
ロー・ホイパン/盧海鵬
ソー・ハンシェン/蘇杏璇
パトリック・クン/姜皓文
フェリックス・ウォン/黄日華
チョン・シウファイ/張兆輝
賈曉晨(ジャー・シャオチェン)
テレンス・イン/尹子維

監督:ジョニー・トー/杜琪峰
主題曲:『水漫金山』作曲:岳薇/作詞:林夕/歌:岳薇

第31回香港電影金像奨 助演男優賞 受賞
第49回台湾金馬奨 3部門(監督賞/主演男優賞/脚本賞) 受賞



銀行の金融商品営業担当でリスクの高い投資信託商品を販売しなければならないテレサは、顧客にリスクの高い商品を売りつけることに成功する。
しかし、ギリシャ債務危機で金融資産は突然の下落、心配した多くの顧客で銀行は溢れていた。
常連の顧客の高利貸しチャンもやって来て、預金を下ろしたいと多額の現金を引き出し慌てて出て行った。
テレサは彼が忘れた携帯電話を届けようと駐車場へ行くと、そこには血まみれで死んだチャンの遺体と現金が…。
チャンが襲われるのを目撃していたチンピラのパンサー、新しいマンション購入を妻に迫られる警部補チョンを巻き込み、それぞれの運命が大きく動き出す。




約1年前に東京フィルメックスで見てましたが、今回めでたく一般公開となり2回目の鑑賞となりました。
わたしは香港及びアジア映画はここ2年位から集中して観る様になったのですが、最近は香港映画も劇場公開が増えてきて香港映画好きとして嬉しいです。
かなり昔にブームはありましたけど(レスリー・チャンとかトニ・レオンがとても人気だった頃)その時は有名な作品を観る程度で香港映画を意識して観てた訳ではないので・・・
まだまだ日本未公開でいい作品や、自分が知らない作品は多いと思うので、この調子で香港映画が劇場でかかればいいなと思っております。

ちょっとお話がズレましたが、「奪命金」。
最初のフィルメックスで観た時は、まぁ面白かったな程度でさほど・・・って感じでしたが不思議な事に2回目の方がかなり楽しく観れました。
話の軸として株や投資などの「金融」が中心となり、3人のメイン登場人物(人のいい愛すべきヤクザ、投資営業員で成績が悪い女性銀行員、親子関係で何かわだかまりのある刑事)がそこに絡んできて話は進行していくのですが、まず香港映画特有のキャラクターがとても早口でベラベラまくしたてる様に喋るので(笑)字幕を読むのが精一杯でした。
しかも金融絡みの難しい内容だから余計に頭に到達するのに時間がかかるので、金融関係に馴染みの無い私は字幕読むので一杯一杯でした。
しかし今回2回目鑑賞と言う事で、話の内容と結末はもう分かっているので心と頭に余裕がありました(笑)
もの凄く新鮮な気分で観れたし、遊び心ある演出や小道具に楽しめました。


人間、ピンチに陥った時に本性が出ると言いますが(別にそんな内容ではない)人のいい愛すべきヤクザであるパンサー(ラウ・チンワン)は普段と変わりません(笑)
癖のなのか、パグみたいな顔でしょっちゅう目をパチパチ瞬かせ、人がよすぎる所為でちょっと頭悪そうな印象を受けさせるものの、残業して株取引を覚えたたりと決して頭が悪いのではないのが分かります。
ただ、義理を重んじ(こんな世の中なのに)自分の欲よりも相手を尊重?してるだけなんですが。
この人の良すぎる愛すべきバカ野郎を、ラウ・チンワンがショルダーバックを斜めがけにして可愛らしく演じてます。
すでに50近い男性に「可愛い」と言うのも可笑しいですが、基本的に香港俳優は「可愛いくなければいけない」法則でもあるんではないかと疑ってます。
もし嘘だと思うならラウ・チンワンが出演している「大魔術師“X”のダブル・トリック」を観れば理解して頂けると思います。
主な男性キャストは40代で50近いと言うのに、皆さんもれなく右も左も体重がオーバーしてても(註:ラム・シューのみ該当)可愛らしさを武器にしてますから(笑)

ともすればヘビーになりがちな話を、ラウ・チンワン演じるパンサーがかなりの緩和剤として、株暴落!どうしよう!破産しちゃう!!!!デッドオアアライブ!!!!と人によっては全く笑えないリアルな部分をすっとぼけたパートを担う事で、映画全体にすっとぼけと緊迫のコンビネーションと言う、不思議なテンポを醸し出してます。
個人的におっかしかったのは、パンサーの友人である男が投資に失敗して早く病院行かないといけないのに、オカシな姿で瀕死だと言うのに今だに株を続けて勝負を挑み続けてる一連のシークエンスですかね。
もうこの一連のシークエンスはキャラクターが必死になれば成る程、なんだこりゃ!?感が強くなって可笑しくて最高だと思います。
そしてそんな不思議テンポをさらに加速させてるのが、オープニングとエンディングのジャズっぽい音楽。
エンディングのニヤリとさせる結末と、どこかけだる気なその音楽がよく合ってると思います。

そういう訳で、どこかすっとぼけた味わいとおかしなユーモアが漂っている部分では「強奪のトライアングル」の雰囲気に近いかもしれません。もちろん話の内容は全然違いますが、トー監督のこの辺のユーモアは最近さらに磨かれてる印象。
そこに、株とか金融だけでなく、香港の社会問題をさり気なく入れてきます。
昔、大陸から移民してきた高齢者の問題とか、今だタコ部屋みたいな古びた建築物とか驚かされますが、日本にもありますからね・・・そういう監督の好む香港の街並をさり気なく「記録」しております。
「ブレイキング・ニュース」はその辺りが妙に唐突すぎて失敗してる印象があったのですが、「奪命金」はバランスよく感じました。


トー監督と言うと全作品を観てる訳ではありませんが、女性登場人物が同性から見ても理解不能の怪物みたいなキャラクターが多い印象ですが(たまたま私が観たのはそうなだけかもしれないけど。「東方三侠」は違うけど)「奪命金」のメインキャラクターとなる銀行員を演じたデニス・ホーはいいですね。
全く理解不能のモンスターには見えませんでしたし、普通な女性の存在に驚かされました。
デニス・ホーはふくらはぎの美しさにキャスティングされたのかしら?と言う位、あのスーツ姿がいいですね。
ビジネススーツ姿でお行儀悪く道路で歩きながらアイスを食べてる所とか。
トー監督、普通の女性も描けるんだとちょっと新鮮でしたw




ネタバレやメモ的な部分は「続きを読む」に書いてます。


続きを読む >>
| 映画*T | 20:27 | comments(0) | - |
トリプルタップ 鎗王之王/Triple Tap 2010香港

トリプルタップ 鎗王之王/Triple Tap 2010香港
古天樂/ルイス・クー
呉彦祖/ダニエル・ウー
蔡卓妍/シャーリーン・チョイ
李冰冰/リー・ビンビン
杜[シ文]澤/チャップマン・トー
方中信/アレックス・フォン 
林雪/ラム・シュー
王敏押織泪ぅ吋襦ΕΕン

アクション監督:チン・ガーロッ/錢 嘉樂
監督&共同脚本:爾冬陞/イー・トンシン (デレク・イー)



資会社の敏腕ブローカーのクワン:關友博(ルイス・クー)は、“トリプルタップ”を撃てる射撃の名手。
IPSC射撃大会当日、順調に勝ち進んだ彼は、香港警察No1の腕を持つチョン警部:荘子維(ダニエル・ウー)を決勝で破り、優勝する。
表彰式後、会場から帰る高速道路で、債券輸送車の強奪事件に遭遇する。
白バイ警官が撃たれ、とっさにクワンは大会用の銃で強盗団3人を射殺するが、犯人の1人を取り逃がしてしまう。
クワンは警察に連行され、競技用の銃を使用した殺人罪で起訴される。
この事件を担当するのは、射撃大会で2位になったチョン警部だった。
世間はクワンを英雄視し、彼の裁判は無罪となる。
だが、チョン警部は強盗団が襲った4億ドルの債券の行方と投資会社のマネージャーであるクワンにある疑問を持つ・・・。  

トリプルタップとは・・・射撃競技において連射した3発の銃弾を、同じ位置に命中させる高度なテクニックのこと。(公式サイトより)







オープニングは射撃大会。衣装は黒と赤と対照的。
ルイス・クーは運動神経が悪い印象があるので、ちょっとこのシーンはハラハラして観てました・・・


レスリー・チャン主演作にして最期の作品となってしまった「ダブルタップ」の続編?のような、そうでないような作品・・・と曖昧なのは、私が「ダブルタップ」を随分昔にTVで観てあまり覚えてないからです。
ただ妙に重苦しくて陰惨だった感覚だけは残ってました。



いつの間にかイタコ刑事になってしまった方中信/アレックス・フォンさん
先輩をそそのかすダニエル・ウーさん。後輩なのにふてぶてしいのにふてぶてしく見えないのが素敵です。

しかし「ダブルタップ」から続投してるキャストは方中信/アレックス・フォンのみだと思います。


やはり「ダブルタップ」を観てから(記憶)してる方が今作は楽しめるんじゃないかなぁとは思いました。


お話的には・・・ルイス・クーがかなり陰険な役で素敵でした(あまり話、関係ない)
どうしょうもない役なんですけど、人間の醜さとしょーもなさを背中いっぱいに背負った様な役柄で、わたし個人の感想ですが、ルイス・クーって何を考えてるのか腹の底が伺えない印象を感じてたので、役柄的には合ってましたし、魅力が引き出されてたんじゃないでしょうか。
と言うか、私はルイス・クーの顔ばっか観てて、よくわかんない内に映画が終わってたんですが。
あとやっぱり色黒いですね。本人、色白なのでこんなに日焼けさせて大丈夫なのか非常に心配です。


ただお話的には射撃大会、強盗事件、他者を撃つ者の心理劇・・・と面白いパーツは揃ってるのにちょっと散漫な部分が残念かな、と思います。
他者を撃つ(殺す)者の心理、と言う部分はダークな駆け引き感があって面白く感じたんですけどね。
昔ハリウッド映画で流行ったサイコ物っぽくてやや古めかしいイメージもありますが、私は好きなタイプではあります。


ルイス・クーと対になる役として、刑事役にダニエル・ウーが演じます。
しかしキャラクターの重きを完全にルイス・クーに置きすぎちゃった感じがします。






「盗聴犯」に引き続きアレックス・ウォンが似た様な悪役でちょっと笑ってしまいます。



早く日本語版のDVDが欲しいなーと言う感じです。






| 映画*T | 22:33 | comments(2) | - |
DIANA VREELAND ダイアナ・ヴリーランド ー伝説のファッショニスター/
 

ファッション、アート、音楽──すべてのカルチャーが、ダイナミックかつ刺激的に変化し続けた20世紀において、華麗なるファッション界の中心に50年間にわたって君臨したひとりの女性がいた。
伝説のファッショニスタ、ダイアナ・ヴリーランド(1903-1989)の名前は20世紀のファッションを語る上で避けて通ることはできない。世界で最も古い歴史を持つ「ハーパース・バザー」で1940年代、50年代にカリスマ・エディターとして25年間に亘って活躍し同誌の黄金期を築き上げたダイアナは、1962年にはライバル誌である「ヴォーグ」に移籍し編集長として輝く才能を次々と世に送り出した。70歳で世界最大規模を誇るメトロポリタン美術館衣装研究所の顧問に就任、常識を越えた衝撃的な衣装展を数多く成功させたファッション界の女帝ダイアナ・ヴリーランド。だが、そんな華やかな経歴だけでは、とてもこの稀有なる存在を説明することはできない。(公式サイトより)




ちょっと前に観て、なかなか感想を書けなかったのでウロ覚えな部分もありますが、こういうドキュメンタリー(正確にはドキュメンタリーではないんだけど)っぽいフィルムを映画館で観るのは初めてでした。

本人、ダイアナ・ヴリーランドへのインタビュー映像と、彼女が編集者として関わった雑誌「ハーパース・バザー」「ヴォーグ」のファッションフォトグラフを差し込み、『当時の時代の風景』映像によって、こういう時代だったのか、と日本人であり、その時代を知らない私は知りました。
ちなみにダイアナ・ヴリーランドの事は知らなかったので、興味深く観れました。
オードリー・ヘプバーンの「パリの恋人」で辣腕編集者が登場しますが、そのモデルはダイアナ・ヴリーランドだったと聞き、なるほど、ああ言う感じの人なのかと・・・
(その他、写真家ウィリアム・クラインの「ポギーマグー」にもダイアナのモデルらしき人物が出てるみたい。ファッション界では有名なのだと伺わせる。)



去年末に鑑賞した「ウォレスとエドワード/英国王冠をかけた恋」での主役となるエドワード王と「世紀の恋」をするウォレスのファッションアドバイスをしたりと、私個人は「あの時代か」とおぉ、となる。
「ウォレスとエドワード/英国王冠をかけた恋」はマドンナ監督の美的センスがこれでもかと詰め込まれた映画だったけれど、ウォレスのファッションは素晴らしくハイセンスで女子なら必見だと思う。

実際映画の中でウォレスは「美人でもない私の一番の長所は洋服のセンス」みたいな台詞を言うけど、本当に彼女のセンスは洋服から小物に至るまでそれを裏打ちし、彼女はそんな自分のセンスを自負していた。
そんなセンスの良い彼女のファッションアドバイスをしたのがダイアナ・ヴリーランドなのか、と何かここ最近のワタシの中の英国ブームと「繋がった!」と思った瞬間だった。


ちょっと話がズレました。
でもこの「繋がった!」と言う感覚は、偶然じゃないと思ってる。
リバイバルではないけれど、あの時代(1920年代のベルエポック〜)のスタイル(ファッション・・・それは洋服とかそういうのだけじゃなくて、生き方とかそういう物・・・)が見直されてるんじゃないかしら?と思った。
20年代から30年代のファッションはクラシカルで女優スタイルで優雅でため息を就きたくなる程、美しい。


そして時を30年経て、60年代のスウィンギングロンドンの狂騒!!!!
今までのモデルタイプにはいなかった、ツィッギーを一躍トップモデルへと押し上げ、ミック・ジャガーと親しく交遊していたダイアナ。

20〜30年代の優雅なベルエポックから、この狂騒のスウィンギングロンドンへと「時代」の流れに乗れる・・・いや、煽っちゃう感覚、楽しければ、カッコよければいいじゃない!と言う感性。いいなぁ〜と思います。


心に響く部分が何点かある。
『ストーリーを作るのよ』『スタイルこそ全て。日本人にはスタイルがある』と言う部分。
そしてあまり家庭の事(ハンサムな夫にはベタ惚れなのに、息子たちに関して)は話したがらない、徹底した夢の世界の人。でも夢を夢や妄想で終わらせず、実現させるのが彼女のパワフルな所。
現実なんて楽しく無い、と言わんばかりの態度とエネルギーは常人では到底真似出来ない。
エレガンスと猛獣の様なコンビネーション。


そんなパワフルな彼女は意外な事に、最初は働こうなんてあまり思ってなかった所。
おそらく女性がワーキングガールとして社会へ、会社へ進出する最初の段階の人だったのだと思われる。
スカウトされ、やがて編集者としてスタイル、美の力を信じて行った結果だと思う。
多分、周囲の人やらアシスタントたちにとっては大変な上司だったと思うけれど。


幼年時代を振り返るダイアナ。
美しい母に、美しい妹と比較され、醜いアヒルの子扱いを受けたと言う話は興味深かった。
もしも彼女が容姿に恵まれていたら、また違った道を進んでいたのかもしれないな、と。
肉親からそういう扱いを幼児期に受けるのは辛い事だと思うが、それが原動力になる場合もある。
そんな彼女もとびきりハンサムな、一目惚れしてしまった夫に愛される事で、自信を持てる様になったのかしら、とぼんやりと思う。
つまりそれで、バランスが保てたのかな、と。




スタイルを持つ事について考える。
それは人生に対する美学や哲学であり、ややもするとストイックな姿勢を貫かなければならなくて、困難な道でもあるけれど、何かをやるには必要な力なのかな、と思った。
「絶対」と言う物は無いし、それを盲目的に追いかけるのは危険だが、何か「大切」な物を持っている人間は踏ん張れる。



やがてダイアナは、ファッションフォトグラフでもお金がかかりすぎるために「ヴォーグ」の編集長から解雇されるも、メトロポリタン美術館から声がかかり、その膨大なイマジネーションをエキシビジョンへ反映させる。

常に不屈の精神、と言うか全くへこたれない人である。
それも「スタイル」があったからこそだと思われる。


彼女がここまで強くてパワフルな理由は何だろう、と思うとそれはやはり、あくなき美とスタイルへの追求なのだと思う。
| 映画*T | 21:50 | comments(0) | - |
ダークナイトライジング/The Dark Knight Rises 2011アメリカ/イギリス
ダークナイトライジング/The Dark Knight Rises 2011アメリカ/イギリス
クリスチャン・ベール 
マイケル・ケイン 
ゲイリー・オールドマン 
アン・ハサウェイ 
トム・ハーディ 
マリオン・コティヤール 
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット 
モーガン・フリーマン
マシュー・モディーン
ジュノー・テンプル
キリアン・マーフィ
リーアム・ニーソン
ジョシュ・ペンス
監督:クリストファー・ノーラン
クリストファー・ノーランって「インセプション」から「この人は押しの強さで来るなぁ」とやっと気付いたんだけど、「ライジング」はまさにゴリ押し押しっぷりで結構矛盾点が沢山あって、そこが気になってしまった。
ゴードン刑事がどんどん超人になっていって、もう最期の方、バットマン、ゴッサムにいなくても大丈夫やん、と思う位、色々頑張りすぎててちょっと笑ってしまったw
自分は2作目「ダークナイト」の路線を想像してたから、3作目はなんか焦点が違うなぁとか、脚本が甘いなぁとは感じちゃったかな。
でも概ね面白かったです。ってかあんだけの登場人物、さばける事自体が凄いしね。
脚本甘いとか、某武器の扱いがずさんだな、と思いつつもウルッと来る所は沢山あるしね。
んでJGLのキャラが凄くいいし、ひょっとして○○?と思ったけどやっぱ違うよねーと思ったらやっぱり○○だったりとか、JGLのスピンオフとかあるのかしら。
あったら観たいです。
脚本の甘さはベールの演技、佇まいにも助けられてると思う。
ベール、久しぶりにスクリーンで見たけど、ストイックで求道者的な役柄があってて、最期のゴードン刑事→ウェイン→ブレイク刑事と言う正義の後継がウルッとくる。
しかし某武器の扱いは・・・アレは日本人的に色々思う所、ありますね・・・
結局アメリカではあの程度の考えなのかな、とアメコミ原作にんなこたぁ言うのが野暮ってモンですかね。
| 映画*T | 18:55 | comments(0) | - |
【映画感想】ドラゴンVS不死身の妖婆/台湾1973 英雄本色
ドラゴンVS不死身の妖婆 台湾1973 英雄本色
王羽(ジミー・ウォング)
倉田保昭
龍飛/ロン・フェイ
山芽/サン・マオ
謝金菊/ツェ・カムガク
高雄/エディー・コー
監督:丁善璽/ティン・シャンシ


原題が「英雄本色」・・・「男たちの挽歌」の原題と一緒だけど全然内容は違います。
内容はあまり面白くないが、ポロシャツ姿で喧嘩っぱやい普通のタクシー運ちゃんジミーさんがひたすらかわいい
妹役に「ハンサム」と言わせるジミーさん…。
カンフー映画・・・ではないと思うので、ジミーさんの喧嘩アクションも違和感なく観れる。
しかしジミーさん、細く見えて二の腕結構太くてまたキュン。
しかし倉田さんは日本人なのに何故、あんな日本語発音と意味が分からないな日本語を喋ってるのだろうか… 吹き替え? 
この映画の倉田さんはイケメンかつ一人称が「僕」で変態っぽく見える…
しかも顔が濃いのか、メイクが濃いのかよくわからない。
悪役が日本人なんだけど、とにかく日本語の台詞が意味不明すぎて笑える。
台詞はスルーして字幕だけ見る様にしないと全く意味不明です。
倉田保昭、龍飛、山芽が兄弟と言うのは無理がありすぎる。全く似てないから。
しかしジミーさん映画は日本人(ほぼ悪役)がよく出て来るけど、何か日本人に恨みでもあるのか、愛嬌なのかよく理解できない。
| 映画*T | 18:31 | comments(0) | - |
【映画感想】桃(タオ)さんのしあわせ
桃(タオ)さんのしあわせ 香港 2011 桃姐 A Simple Life
葉箇如織妊ニー・イップ
劉臆據織▲鵐妊・ラウ
王馥荔/ワン・フーリー
秦海璐/チン・ハイルー
黄秋生/アンソニー・ウォン
秦沛/チョン・プイ
杜汶澤/チャップマン・トウ
カメオ:
ツイ・ハーク(徐克)
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
レイモンド・チョウ(鄒文懷)
ジョン・シャム(岑建勳)
ロー・ラン(羅蘭)
アンジェラベイビー(楊穎)
ラム・カートン(林家棟)
監督:許鞍華/アン・ホイ
実話が元らしいですね。
隣の女性があるシーンからずっと泣いてたんですが、それはその人が同じ様な経験をしたからじゃないかなーと思った。私もとあるシーンでグッと胸が痛くなったのは、同じ経験をしたからで、優れた映画と程、日常描写で観客の経験を蘇らせ共感させる。
「最期」の場面で靴下を直して上げる所…全く同じ経験をしただけにああっ、と胸が軋んだ。
ただ桃さんはロジャー一家の家政婦であって血縁関係も何もない。だけど雇い主があそこまで彼女にするのは彼女の生き方がそうさせたんだなぁ…と思う。
チン・プイがいい所取りと言うか(笑) 
アンソニー・ウォンは最初のシーンで血豆色のマニュキア塗ってた様に見えたのは私の目の錯覚だろうか…「Laughing Gor之変節」の撮影中だった訳じゃないよね。
ラム・カートンはどこに出てたか気付かなかった。
お料理が美味しそうだったな〜ニンニクを中華鍋で炒めて出汁(?)を取る所とか。 あと耳が垂れた猫ちゃんがかわゆい。そんな桃さんの日常描写、空気感ある撮影が素敵です。
ロジャーの私生活がなかなか謎と言うか・・・50代で恋人も妻もいなくて(アンディが演じてるから50代に見えないけど)何か不思議な人に見えるんだよなぁ。
桃さん役のデニー・イップは13歳からずっとメイドとして働いていた、そういう人の雰囲気が出てて、なるべく自分で何でもやろうとする姿とかちょっと頑な表情とかで性格が伺える好演。
13歳から奉公に出て、ずっと結婚しないで4代に渡って仕えると言うのは昔の話みたいだけど、今の話なんだよな。
どうして桃さんが結婚しなかったのか、全く映画は描かないけど、ぼんやりと考える。
| 映画*T | 17:10 | comments(0) | - |