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Ninth

日々観た映画についての記録と備忘録
若い貴族たち 13階段のマキ 東映1975
若い貴族たち 13階段のマキ 東映1975
志穂美悦子
千葉真一
南城竜也
大原美佐
名和宏
大宮敏充
室田日出男
柴田鋭子
叶優子
芹明香

脚本:金子武郎/内藤誠
監督:内藤誠
原作:梶原一騎


13階段のマキこと日向真樹は「ナリは野良猫・心は貴族」を信条に野良猫グループを率いてスケバンや暴力団と抗争の日々を送っていた。
ある日マキは気鋭の観光会社社長の娘・タカコとイザコザをおこす。
なんでも金で解決しようとするタカコに怒ったマキは、彼女に制裁を加えるが、プライドを傷付けられたタカコの罠により少年院へ送られてしまう…。
(東映チャンネルから)






あまり邦画は観れてないのですが、この時代のピンキーバイオレンス的な作品は初めてみました。
ジャパンアクションクラブに所属していたアクション女優、志保美悦子さんの特集上映としてラピュタ阿佐ヶ谷のレイトでかかってました。
志保美悦子さん人気なのか、女性アクションスターの人気なのか、それとも作品の人気なのか(ちなみにこの作品は事情によってソフト化されてないです)48人程度の定員でほぼ満席。

衣装にしてもそうですが、映画の作りにものすごく時代を感じます。
冒頭からスケバン同士で(この言葉自体がすでに時代を感じます)無駄にスカートはだけさせられ、線路に大の字で縛り付けられる集団リンチシーンから始ります。
このオープニングシーンでこの映画が一体どういう映画かだいたいわかります。

とにかく志保美悦子さん以外の女優さんたちはほぼ無駄に剥かれ、陰湿な暴力シーン(この時代に流行ってたのか、少女が収監されてる少年院リンチシーンもあります)だったり、シャブ漬け、外国へ売られる等のお色気バイオレンスシーンがあったりと過剰すぎてちょっと笑ってしまいましたが、あまり観ていて気持ちのいい物でもないです。
ジメジメ陰惨で、そういうのに性的な暴力が加わって消費されるとなかなかキツい。
当初は女同士のやって、やり返しての報復の話ですが、それが結構いっちゃってると言うか。
報復に刺青入れるのはやりすぎ。

夜の遊園地で、志保美悦子グループの女の子たちが全裸でメリーゴーランドに縛り付けられて回ってるシーンとかなんか劇画的と言うか(原作劇画だけど)ファンタジックと言うか、時代を感じます。(そしてそれを高笑いしながらジェットコースターから見下ろしてるお嬢様が素敵です)
おそらくこういう暴力と性の表現がこの時代の流行と言うか、過剰な程エスカレートして消費されていって、そういうのがまた薄くなったり、違う表現になっていったのかなぁとぼんやりと思いました。

で、映画の最期の方にいくと志保美悦子さんが暴れん坊将軍の如く、バッタバッタと悪い奴らを成敗していくのですが、その時の悪役のやられ方がどんどんアホな死に様にエスカレートしていってかなり笑えます。
性的なバイオレンスシーンばかりだとうんざりしますが、最期のこの笑いを取りに行ったアクションシーンで相殺された感じです。
このあたりのシーン、劇場でクスクス笑いが起きてましたし。
ただ悪い奴らは全滅したけど最期は爽快感は無いですし、やはり陰な感じで映画は終わります。
こういうのもこの時代ならでは、なのですかね。


役者は主役の志保美悦子さんとゲスト出演っぽい千葉真一(志保美悦子の兄役)以外はほぼ無名な方ばかりです。
あ、室田日出男がいや〜な刑務官の役なんですが、最期マヌケに殺される姿には劇場内からも笑いがありました。
顔は地味と言うか割とどこにでもいそうな顔で、自分が観てる映画に必ず出て来るのになかなか覚えられずに気付かないんですが(どこにでもいそうな顔だから、そういう人がエグイ事したりすると活きて来ると思うんだけど)アクを感じさせインパクトあります。

志保美悦子と対立するお嬢様がいるんですが、これがなかなか面白いなぁと思います。
お嬢様だから我が儘放題で傲慢で鼻持ちならないんですが、刺青入れられてもめげなかったり、復讐の為に最期まで骨のある所を見せてくれ最期まで志保美悦子とは対立しつつも共闘するなかなか味のある役です。
演じてる女優さんも、美人なんだけどなんだか蛇みたいなヌメッとした気色悪さがあって、正直主役の志保美悦子を喰ってました。
と言うかほぼ脱がされる女優陣の中で、全く脱がない志保美悦子が健全なんだけど、やってる事はエグイからなんだか不思議と言うか浮いてる感じもする。


このお嬢様役を演じた大原美佐を調べてみたんですが、同年の「怪猫トルコ風呂」(スゴいタイトル・・・この時代の邦画はイロモノが多いんでしょうか)と言う怪奇ポルノ映画以外の出演作はありませんでした。
あと、少年院のリーダー役だった柴田鋭子も鋭い目つきが印象的だったけど、やっぱりほぼ出演作が無いですね。
なんだか時代を考えると切ない・・・




少年院にいる女子たちがみなさんほぼ20代半ばから30代にしか見えない・・・(笑)

そして最初と最期に志保美悦子の唄があるんですが・・・どうして歌っちゃったんだろう。

スケバングループ野良猫が聴いてる音楽が沢田研二「追憶」

| 映画*W | 20:25 | comments(0) | - |
【映画感想】わたしたちの宣戦布告

わたしたちの宣戦布告 La Guerre est declaree フランス2011

ヴァレリー・ドンゼッリ

ジェレミー・エルカイム

セザール・デセック

ガブリエル・エルカイム

監督 ヴァレリー・ ドンゼッリ

難病モノだけど、元気があってパワフルで音楽の使い方がウマいと思います。

じめじめせずに、運命に逆らって疾走する2人の若いカップルの姿が爽やかで観てて元気になります。

たまにクラブに行って、息抜きしたりそういうのは必要です。

若いから余計に。

カップルの男性がかわいかった。

カップルだけでなく、お互いの家族が出て来て協力する姿がいい。

結局子育てってカップルだけじゃ無理だし、昔から周囲の人間が助けてやってきたものだと思うしね。

実際主演2人のカップルを演じた2人は恋人同士だったらしいけど、別れて、でもこの映画が切っ掛けでまた交際してると言うオマケ話付き。

| 映画*W | 18:14 | comments(0) | - |
私の好きな季節(ビデオタイトル*背徳の囁き)93フランス

■Story
夫と共同経営している美しい人妻。そして彼女に姉以上の思慕を抱いている脳外科の弟。
二人の母親や、夫、そして子供たち。
彼らの漠然とした不安感などがゆったりとした日常を通して綴られる。

■Cast:
カトリーヌ・ドヌーヴ/ダニエル・オートゥイユ/マルト・ヴィラロンガ/キアラ・マストロヤンニ/イングリット・カーフェン
Director:アンドレ・テシネ
1993.フランス



この映画、すっごい良かったです!
パッケージに「Bunkamura ルシネマでロングラン!」とか書いてあったけど凄い頷ける。とってもBunkamura ルシネマらしい映画です。
邦題が全く内容にあってませんが(しかもストーリー欄に「姉と弟の近親相姦」みたいな事書いてあったけど、そんなセンセーショナルで生臭い話じゃないです)
まずこの二人の姉弟の関係が、二人とも中年になってもまるで少年と少女のような雰囲気なんです。顔を合わせば喧嘩してしまうのに(その喧嘩の原因も家族ならでは)すぐに笑いあったりしてしまう。
姉弟関係に関わらず、年老いた母との関係とか年頃の子供たち(若者らしいみずみずしい描写)の関係とかセリフや美しい風景描写で印象的です。

そしてラストシーンの決然としたカトリーヌドヌーブの美しさ。
彼女はどこか潔癖性で、不感症(実際のドヌーブが不感症かは知りませんが/笑)なイメージがあっただけに、常に不安定でイライラしたり、ベソベソしっぱなしのこの役にとても合ってるなと思った。
中年で少年や少女のような感性を持つのは滑稽だったり無気味に見えるけど、それがある種の哀しさをもって綺麗に映されてました。

| 映画*W | 02:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
ザ・ウォッチャー
ザ・ウォッチャー
ザ・ウォッチャー

■Story
FBI捜査官キャンベルのもとに、連続殺人犯グリフィンからの殺人予告が届けられる。事実、グリフィンは次々と女性たちを殺害していき、キャンベルは執拗にグリフィンを追跡していく。(Amazonから)
■Cast;キアヌ・リーブス/ジェームズ・スペイダー/マリサ・トメイ/アーニー・ハドソン/クリス・エリス
Director:ジョー・シャーバニック



設定がとても美味しいのですが、全然それを活かせてなくて残念です。
しかもキャスト、豪華なのに・・・・
何故自分ばかり狙うと言うFBI捜査官キャンベルに「お前が欲しい」とか「俺とお前は同じ」とか言う連続殺人犯グリフィン。
唐突すぎる!もっと二人の確執を演出や脚本に盛り込んで欲しい。薮から棒すぎてびっくり。
写真ショップの女性が狙われて、テレビで呼び掛けたりしても情報ゼロ、みたいなエピソードは都会で生きる人間の孤独感を盛り込みたいんだろうな〜と言うのは分かるけど、いまいち描写しきれてない。
そしてラストはグリフィンが間抜けすぎて知能犯には見えませんでした(キアヌが演じてる時点で頭が良さそうには見えないんだけど、、、)
そしてオープニングとラストで御披露されるキアヌのへんてこダンス・・・
もうヤル気ナシ感がありありと伝わる。

ジェームズ・スペイダーってこういう作品が多い、というか似合いますね。
私は彼の過去作品「バッド・インフルエンス/悪影響」を一瞬思い出しました。
(この作品も微妙にホモセクシュアルな匂いがしたし)


| 映画*W | 20:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
私の秘密の花
私の秘密の花
私の秘密の花


出演:マリサ・バレデス、ファン・エチャノベ、ホアキン・コルテス、ロッシ・デ・パルマ、ほか
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
1995年/スペイン映画

ペド監督にしては全然エロも悪趣味もホモもおかまも出て来ません。
かなりメロドラマチックな雰囲気はあるのですが、昼メロとは一線を画する深みのあるストーリーと美しい映像。
ペド監督作品ってある時点からセンスがグンとよくなるのですが、この映画はかなりハイセンス。それもとんがった系じゃなくて成熟したセンス。
主人公レオの真っ赤な服やブルーが印象的。このブルーって色が日本ではあまり使われないような色味(シアン系の強くて彩度が高い色)なんですが、それが凄く合っているのは、気候の違いなのか(東洋人はあの色見は合わない)

偶然同じ日に見た「神経衰弱ぎりぎりの女たち」と通じるのはヒロインが愛する男のタイプ。でもこの漠然とているけど冷淡な男像って私はかなり頷いてしまうのですが。

レオが睡眠薬でふらふら状態で、学生デモの群集の中でアンヘルに抱き締められるシーンがとても印象深い。全然内容違うけど、「ラストタンゴインパリ」を思い出した。
フラメンコ見た後に人気のない歩道で大柄な身体で踊るアンヘルもある意味天使みたいだ。

レオと母親と妹(ロッシ・デ・パルマが普通に美人でびっくりした)のやりとりとか、田舎に戻る途中での母親とレオのやり取りがいい。
「一生懸命育てたのに」たったこれだけの言葉なのに、役者の演技も相まって母親の愛情の深さを感じる。
この母親役が「マタドール」でエバのステージママ役やってた女優さん。
「マタドール」でも口煩い母親役だったけど、アンヘル(Aバンデラスが演じてる方の)の偏執狂じみた母親と違って、ちゃんと娘の事愛してやってるのがわかる母親なんだよね。それが時を経てまたこの「私の秘密の花」で登場したような錯覚をする。
ペド監督作品ってこういうリンクする登場人物像が多くて何か楽しい。
「マタドール」のバンデラス演じるアンヘルは透視(?)能力があって、人が殺される場面をいつも見てしまう。教会が苦手で雲を見ると目眩を起こしたりと名前の通り「天使」をモチーフにしてる人物像だと私は思ってるんですが、「私の秘密の花」の大柄なアンヘルもある意味天使だと思う。食べる事が好きで、ロマンス小説に憧れてて、豊かさを象徴する大柄な身体なんだけど軽やかに踊れる。
ペド監督作品にしては珍しく善良で優しくて包容力のある男だし。

な〜んて深読みしながらペド監督作品を楽しんでる(笑)

| 映画*W | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) |